28: 「超シンプルな悟り方」の補足 - 出勤・退勤の車の中で
この記事は下記記事の補足として、「千代能の行った実践例」となります。
それと言うのも、元の記事では下記のように一般的に表現しているため具体的なイメージが付きにくいと思うからです。
前回説明した実践方法
自分の思考に絶えず気づいていること。
但し、その思考に対して批判(判断)はしない。
批判(判断)をしないで、気づく。(上と同じですが)(笑)
思考が発生した瞬間に気づいて
判断(評価)を止めたままにしておくことが重要
千代能がやってみたこと
大分前の話になります。
田舎に戻り、車で会社に出退勤していた頃の話になります。
片道50分くらいかかるので、毎日1時間40分くらい車を運転することになります。
今回の「実践方法」を試してみる前は、ラジオやCDで音楽を聴いたりして運転時間を過ごしていました。
急に思い立つ出来事があり、今回の試みにチャレンジすることにしました。
さて実際にやったことは、余計な事は考えず、車の運転をすることです。
もちろん、気が散らないようにラジオを止めCDも聞かなくなりました。
その時に注意したのが、頭に思考が出てきた瞬間に気が付くようにすることです。
普通は思考が現れた時は、一緒に判断も行われます。
つまり、起きたことが「いいこと」とか「悪いこと」のように。
「いいこと」なら嬉しく感じ、「悪いこと」なら不機嫌になります。
思考に注意をしていなければ、そこから連想ゲームのように思考の連鎖の中に埋もれてしまいます。
あまりにも思考の中に入ってしまうと、急に危険な状況になったら対応出来るかわからない状況です。
やったことと言えば、こんなところです。
自分の思考に絶えず気づいていること。
但し、その思考に対して批判(判断)はしない。
そのままですが、出勤、退勤の車の中で実行したという事です。
自分の考えでは、このやり方は良かったように思います。
車の運転そのものは、あまり考えずに出来るし、絶えず変化があるので気が散る要素が沢山出てきます(笑)
一人で運転しているので、割り込みも無いし。
運転をしていれば、色々な状況で思考が現れる事を実感するのでした。
一例をあげれば、信号機です。
交差点を通り抜けるタイミングを通り抜けるタイミングで、一喜一憂したりして中々苦労しました。
信号に引っかからないで、連続で通り抜けられただけで「今日は調子がいい」何て喜んだり、丁度、目の前で赤になってしまうと「不機嫌」になったり・・・とかね。
信号機なんて機械だから、自分に嫌がらせしている分けじゃないのは分かるはずなんだけど。
まっ! 赤なら止まって、黄色なら、注意、青なら気をつけて進めです。
それだけの筈が、何故か余計な考えが浮かんだりします。
まわりの景色や人がいたりしても気になります。
何か目にしたものが切っ掛けとなり、連想ゲームのような妄想の世界に入ってしまうことも💦
特に注意が必要なのは、危ない運転に巻き込まれた時です。
そんな事が起きてしまったら、何度も何度もその時の状況が心の中で再生されますから。
こんな時でも、冷静に見て、思考を暴走させないでいられたら安心出来るかも。
原因は、運転中だけにあるわけではないです。
車に乗る前に、会社のトラブルとか人間関係のトラブルを引きずっている時です。
気が付けば、問題の状況が頭の中で何度も何度も繰り返されて心神喪失状態になっていたりします。
こんな時は、心ここに在らずって感じで危険ですね。
なんか、だらだらと書いてしまいましたが、こんな風に考えの中に入り込んでしまう事に、気が付くことです。
普通、こんなこと気にしている人いないですよね💦
でも、気にしないと、気づくことなんか出来ません。
気づいて、止める
・・・これだけでいいと思います。
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