[アニメ感想] 私の推しは悪役令嬢。:私は主人公が怖い…
乙女ゲームの世界に転生する系のやつ。
この展開はひとつパターンとしてもう一つの主流になってるのね。
異世界に転生するのはわかるんだけど、ゲームや小説の世界に転生する展開が、“この世界も仮想現実” みたいで私はすごく怖かったんだけど、なんかもうあまり深く考えなくなってきた…。
割と悪役や死ぬ役などに転生するパターンが多い中で、このお話の主人公レイは乙女ゲームの主人公に転生します。
その乙女ゲームは、特異な魔法の能力を買われて平民ながら王立学院に入学した主人公が、王子様らと交友を深めて恋愛したり戦うやつ。
なんだけど、主人公は王子たちには興味がなく、このゲームに登場する悪役令嬢クレアが好きなのであった。
クレアは本来ならば、主人公を邪魔する高飛車でいじわるな令嬢なんだけど、レイはこのクレア様が大のお気に入り。
まさに推しが目の前に現れたことで彼女は大興奮なのである。
レイは、クレアのザ・悪役令嬢な言動が好みで、自分に酷いことをされればされるほど喜ぶという変態ぷりをさらしみんなをドン引きさせる。
そんなレイがウザすぎて、私は怖かった…。
相手がどう思うかなどは完全無視で、自分の “好き” だけを一方的に押し付けてくる感じが、人を人とも思っていないような、サイコパスみたいに感じてしまったのだ。
どうせ受け入れてもらえないからってお茶らけているだけかもしれないけど、それでも私はこういう人が怖い…。
ストーカーの思考回路を垣間見たような気持ちになってしまうんだ。
元々世界に対して現実味を感じにくい体質だったのか、それともゲームの世界に転生してしまってこうなったのか。
なんか前者な気もする。
実際、レイはクレア様以外の人間にはほとんど興味がなくモブくらいにしか思っていないのではないだろうか。。
時々 “この後の展開” とか “かつての私” とか考えてるときにシリアスモードで真顔になるのが本当に怖い…。狂気すら感じるのだ。
そう思って見ていると、クレア様を前にきゃは~っとなっている彼女の眼も死んでいるように見えてしまう…。
(あくまでも個人の感想w)
これは女の子が女の子に恋をするお話でもあるわけなんだけど、こんな感じでレイに全く感情移入できなかった私は、毎回レイの恐ろしさに震えながら見ていたのだった。。
(なんだ結構好きなんじゃん…のやつかもしれん)
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※これは私の個人的な感想なので、解釈が違っていたり、注目すべきポイントがずれてたりするかもしれない。
ちがう!ちがうんだよ!!!ってなことになっていたら、どうぞ教えてください。
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