[アニメ感想] 蜘蛛ですが、なにか?:異世界転生で複数の視点・時間軸で展開する群像劇
『蜘蛛ですが、なにか?』は、クラス全員が異世界へ転生してしまうお話。
現代版の漂流教室のようだ。
主人公の「私」はどうやら自分が蜘蛛に転生したことを知り、魔物だらけの洞窟の中でひたすら生きようとする。
彼女は前世でゲーム好きだったことも助けとなり、ステータスやらレベルやらスキルやらがあるこの新しい世界に速攻順応し、何度も瀕死の状態に陥りながらも生き延び、どんどん強くなっていく。
あ、そうそう、この主人公の「私」は女の子なんだ。
蜘蛛になった「私」がとにかく邪心がなく純粋で素直なもんで、我々はたちまち彼女の虜になってしまうのだ。
それと同時に、同じくこの世界へ転生した彼女の同級生たちのお話も始まる。
物語はこうしていくつかの視点で展開していき、それぞれが関係ないようでいて、やがって点と線が繋がっていくのだ。
ここにいろいろな仕掛けが用意されていて、この物語の構造を知れば知るほどゾクゾクする面白さが広がる。
とは言え、主人公…え、でも蜘蛛でしょう…?? というそこのあなた!!!!
騙されたと思って見てほしい。
うむ…これでもなんか原作の方が格段に面白そうな感じあり。
アニメの続きを熱望しているけど、原作も読みたいなと思っているところ。
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