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[詩] 混濁 | あなたの詩作品を読ませて

『混濁』

偏頭痛の片隅でわたしの本音が目を開ける

窓の向こうはぜんぶ嘘

改竄された文字列の秩序の陰の混沌と

かき混ぜられたスープのように私の思考は溶けてゆく

目を閉じれば億千万の銀河の狭間に落下する

シャボンの斜面を滑り降り宇宙の果てまで超高速

意識は無限の雲の中

わたしは偽りの夢の中



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