[コラム] 私の号泣ソング&曲から一句 - 洋楽編
自分にとっての号泣ソングを紹介するという、ラベンダーさんとalohaさんの企画。
洋楽編をやってみます。
それからせっかくなので、『曲から一句』も合体させます。
短歌でやってみます。
では行きます。
◎Andrea Bocelli, Sarah Brightman
『Time To Say Good-Bye』
これほどまでに壮大な別れの歌があるだろうか…。
私はこの歌詞を今生への別れと解釈しています。
自分の出棺の時に流してほしい曲のひとつです。
ここで一首。
◎Shakespears Sister『Stay』
この世界に絶望して去って行こうとしている人(想い病気を患っている?)に「行かないで一緒にいて」と想いをぶつけている。
私はツインボーカルに弱いです。
シェイクスピアズ・シスターは女性ボーカル二人のユニット。
マーセラ・デトロイトの透き通る声で讃美歌のような美しいメロディの後、ドスの効いたシヴォーン・ファーイのボーカルと入れ替わるところがめちゃかっこよい。
動画では、1:52くらいにシヴォーン登場で。かっこよすぎてぞわわあわと鳥肌立つ。
ここで一首。
◎ 4 Non Blondes『What’s Up?』
この曲はNetflixシリーズのドラマ『センス8』(ウォシャウスキー姉妹)の挿入歌として使われていた曲で、そのドラマと紐づいて私を流せてくる曲なのだ。
曲の内容は何かをはっきり歌ってるわけではないんだけど、人生の目標に向かっているところで社会の構造を突きつけられてベッドで泣いている…といったような歌詞。
ドラマ『センス8』は独特の世界観を持った物語。
国籍も人種も違う8人の男女がある日突然、意識を共有するところから始まる。
アメリカの警察官、イギリスのJD、トランスジェンダーでレスビアンのハッカー、ゲイであることを隠している俳優、ドイツのマフィア、インドのお嬢様、アフリカの貧しい青年、韓国のカンフー少女…。
8人はそれぞれ問題をかかえている。家族との確執、貧困、家族の病気、差別、社会的不自由…。
ひとりでは解決できなかったこれらのことを、8人一体となることで、少しずつ彼らは変化し乗り越えていく。
劇中で登場人物たちは度々スピーチをするんだけど、それが、もう、全人類に聞いてほしい内容なのだ。
国のトップに立つ人や、お偉い人達に、特に、聞かせたい。
ああ、でもそんな人たちにはこの言葉は何一つ響かないだろうか…と私は恐怖する。
私なんて嗚咽するほど泣いたけどね…。
人類に向かって歌いたい。
「ちょっと、ちょっと、どうなってるのよ!!!???」
ここで一首。
以上。号泣ソング洋楽編でした。
何かテーマを決めて曲を紹介するの楽しいですね☆
▽邦楽編はこちら
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