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[作曲] 君に捧ぐ、桜色。 #春とギター
PJさんとにゃんくしーさんの合同企画『春とギター』。
募集要項は下記をご参照ください。
Q_nineさんの詩に曲をつけてみました♪
ゆったりと流れる時間の中で君と僕の心が交差するような情景。
始まりと終わりを同時に予感させるような、そんな詩の世界にこんなメロディをつけてみました。
いかがでしょうか?
私のスキルでは弾けないコードをどうしても使いたくて、今回は打ち込みで伴奏作りました。
どな
[詩] 発掘された死
吸血虫
小刻みに体を震わしてお前が私の腕に止まった。
別にそれ程うっとうしくもなかったので
お前のしたい様にすればよいと、
私はお前が私の血液を吸う様を見ていた。
お前が私の血液を吸ってふくれてゆく。
お前がそうして私の体内の血液を吸ってふくれてゆく。
私の精神が私の血液と共に、お前の方へと流れて
お前の横で私の体は老人のようにしゅうしゅうとしぼんでしまう。
そういう光景を見ていながら、
お
[弾き語り] 歩行者bさんの『散華』 #春とギター
PJさんとにゃんくしーさんの合同企画『春とギター』。
ヘッダー画像は友音さんのイラストです。
めちゃかわです。ファンです。
さて、今回私は詩から歌を作ってみました。
今回わたしが歌にしたのは、歩行者bさんが投稿されたこちらの詩。
これはもう、すばらしく曲をつけたくなる詩です。
本当に素晴らしいです。
既にPJさんもこちらの詩で素敵な曲を作っているのですが、わわわ私も曲つけたい!!!! とな
私の俳句を書にしていただきました!
なななななんと~!!
書家・彩雪さんが私の俳句を書にしてくださいました。
私、自分で自分のメモが読めなくなるほどに乱筆大王なので、こんなにも美しい書にしてもらえるなんて夢のようです。
彩雪さん、ありがとうございます。
浮かれております。
[春のコイバナ] 運命の糸はタイミングの問題でもある
小学校の3年生から4年生くらいにかけて、私には片思いの男の子がいた。
仮にA君としよう。
スポーツが得意で明るくてかわいい顔をした彼は、だいぶ私の美化フィルターがかかった記憶かもしれないけれど、クラスの人気者だったと思う。
そんなA君と陰キャな私なんか仲良くなれるはずもなくて、その恋は片思いのまま、告げられることもなく、自然消滅した。
というか、たぶんクラスが変わって私は他に好きな人ができたの
[あとがき] リサコのために
あれは2020年。
日本がコロナに翻弄され始めたころ。
自宅にいても何か発信できないだろうか…と私は考えていました。
ライブ活動も壊滅的にできなくなってしまい、何かしら表現したり作ったりしていないと死ぬタイプの人間である私は、このまま私は老いていくだけなのか?? と急に不安になったりして。
そして、パソコンの奥深く、書いてはなおし、書いてはなおしして、まるで先に進まない物語があることも気になっ
[小説] リサコのために|068|十四、再構築 (2) 最終回
▼第一話はこちら
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どんなに巨大であっても良介は良介であってリサコの最も大切な人であることに変わりはなかった。
リサコはほっとして立ち上がった。立ち上がるとリサコの顔が良介にも見えたようだった。
彼は優しく微笑むと、両手に力を込めてさらに亀裂を広げ、ゆっくりとリサコの方へと腕を伸ばした。
そして彼女を捕まえた。
リサコは良
今夜、寝落ちしなければ、四年くらいかけて書いてきた長編『リサコのために』の最終回をアップします……すると思います。