夏休み
小学6年間プラス中学2年生ぐらいまで
夏休みといえば
おばあちゃん家だった。
同じ県なのに、
市内から車で片道3時間の
四国のど真ん中の山の奥地が
祖母ちゃん家だった。
ちなみに中学2年生の時に
祖母ちゃん家のぽっとん便所で
初潮を迎えたのも夏休み。
「ばあちゃーーーーーーーーん
パンツに茶色いうんこみたいなのが
ついてる!!!!!!!」って
って言ったことも鮮明に
覚えてる。
そして、手ぬぐいを
ハサミで切った布を
パンツに挟んでおけって
渡されたことも覚えてる。
なぜなら祖母ちゃんの家には
生理用ナプキンなんてもんはないし
荷物で送ってと電話したけど
着く頃には終わってた。
小学校の時は
学校の宿題を全部持って行ったのに
全部してないという6年間で
テレビはNHKと教育テレビしか
流れてないし
山奥はちゃりでちょっと町までなんて
こともできなかった。
夏休みって暇~~~~!!って
思ってた。
あ~~夏休み来てしもうた。みたいな。
そんな田舎すぎるばあちゃん家に
何か月もおらなあかんのが
すんごい嫌やった。
でも高校生になって
夏休みはバイトばっかりしとった。
とにかくお金を稼いで
自分が望むものを手に入れたい。
もっと稼ぐ時間が欲しい
海外へ行きたい。と
学校辞めてから
夏休みなんて
存在を忘れて生きてきた。
そっから自分の休みなんて
ない、今もなおって感じ。
ほんで、かれこれ
長男が小学生になってから
15年目突入夏休み
おかんバージョン。
あと残り、13年ある。
ひょえ~~~~~。
おかんバージョンの夏休みは
毎日朝、昼、晩飯作り。
買い物も結構たくさん食材
買いこまなあかんよね~~。
私の場合、仕事も
しながらの夏休みで
ちょっとタスクが多すぎて
無理じゃ。って
夏休み前になりまして。。。。
今結構需要あるって
周りのママたちも
頼んでるしで
家事代行頼もうかな~って
一瞬考えてみたけど
ん~~~~~。
性格的に、外ですら
知らん人と子ミニケーション取るの
嫌いやのに
家にって。。。
あ、無理やなと。
でもそしたらタスクが減らへん。
で、家電製品に頼ることに
決めた。
一つは、お掃除ロボット。
なんでもっと早く買わへんかったんやろう
というぐらい
部屋がピッカピカです。
汚いの嫌いなのは誰でもやけど
することタスクの
とりあえずせんでも
生きていけるカテゴリーだった
部屋の掃除。
舐めてもいいぐらい綺麗な
部屋。
これは、お値段以上の
価値があった。
床掃除するから
物も置かないように
片付けもささっと
できるようになったり。。。
そして、
まだ来てないけど
最新式グリル調理が
めっちゃ得意なオーブンを
買った。
まだ来てないけど。
野菜とか肉とか魚とか
塩振って焼くだけお任せ調理。
むっちゃ助かる。
圧力なべも煮込みするとき
助かるし。
そして、思い切って
洗濯機も一番容量の大きい
やつを買った。
毎日、2回か3回は
回さんとあかんかったので
これが一回でぱっと済めば
干すのも一回きり。
これで、タスクは何も
減ってないけど
メンドクサイが減った。
嫌いだったら、
家事代行に頼むけど
嫌い嫌いだと
思い込んでた家事は
どうやら好きなんじゃないか。と
忙しくなってきて
回らなくって家事代行って
必要ならと
調べた時に
気が付いたこと。
仕事は頼めても
家のことは頼みたくない。
でも一から100までは
する間ない。
知り合いが
山の中に引っ越しして
一個一個丁寧な暮らしをしている。
祖母ちゃんの時代と同じように
薪を切って、火をつけて
畑して、収穫して、干したり
漬けたりって
それが丁寧な暮らしって
ある一定数の人の支持を得てるよね~。
わたしも、夏休み
ばあちゃんといっしょに
そんなことを毎日していた。
暇じゃなかった。
生活をするための仕事を
してた。
そっか。
だから、宿題ができんかったんや。
山の奥が嫌で
田舎になんで生まれてしもたんーって
思ってたのに
今山の中で暮らしてる。
窓の外は、緑と
空が広がっている。
でもおばあちゃんの家と違うのは
こっからすぐに大都会に
日帰りで遊びに行けること。
小さい時の育った環境て
自分の基礎であり基盤なんやな~。
夏は四方八方虫だらけな
この環境で
あと残り一か月の夏休み~~~。
今年の夏休みも
いろんなイベント盛りだくさん。
あっという間に
終わりそうだな~~。
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