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そうだ、進捗管理をしよう

子犬をお迎えし、しつけやトイレトレーニングに明け暮れているうちに、梅雨が明けてしまいました。
今回の記事からの方ははじめまして。前回に引き続きの方はこんにちは、良い夜ですね。
本を読むことがちょっとだけ大好きな花外です。
このnoteは長編初心者が200ページの文庫本同人誌(原稿用紙換算300枚、文字換算12万字)を作る、という目標を達成するまでの記録としてPixiv FANBOXと共に始めました。今日も本をつくるという山へ登る道すがら四方山話を綴っていきます。
前回のnoteはこちら。

前回は企画書、もとい、8000字のプロットを書く上で迷子にならないように小説のコンセプト、プロット(主人公が取る行動)、キャラクターが必要としているもの、プロットで描きたいテーマを書き出し、ようやく8000字のプロットを書く準備が出来たところまででした


最終的なゴールは12万字書くこと

コンセプトも明確になったし、8000字のプロットを書く準備が整った、そう思ったはずでした。
しかしながら、コンセプトを見返したり考えたりすればするほどに、テーマについてもう少し練っておかないと8000字の次の工程、4万字のプロットを作るところで頓挫しそうだな、という予感をひしひしと感じました。
そのためにはまず、テーマを練り直し、キャラクターアークを作り直して、構成を練っていかなければならなりません。そのためにもあと数冊本を読んでおきたい。
でも同時に、執筆も進めたい…。
ということで、今回は少し脱線して時間管理、進捗管理のお話を戒めのためにもしておこうと思います。

バレットジャーナルを久々に作ってみる

バレットジャーナル、という時間管理術を聞かれたことはありますでしょうか?
ライダー・キャロルが考案した一冊の方眼ノートにTodoリストとノートを書き出す、シンプルなタスク管理術です。必要なものはお気に入りのノート。

バレットジャーナルの基本的な構成要素は下記のとおり

  1. インデックス:ノートの目次で、ページ番号と内容を記載する

  2. フューチャーログ:長期的な予定や目標を記録する

  3. マンスリーログ:月ごとの予定やタスクを記載する

  4. デイリーログ:日々のタスクやメモを記録する

  5. コレクション:特定のテーマやプロジェクトに関するリストやアイデアをまとめる

一冊でまとめるのがバレットジャーナルの良いところなのですが、私はデイリーログとコレクション(とマンスリーログ)のページを二冊のノートに分けています。今日のタスクをまとめたデイリーログは無印良品のパスポートメモに、コレクションはPLUSのカクリエのプレミアムクロスに書いています。パラパラページを捲って見るより横に並べて俯瞰したいので、こういう使い方の方が私には合っているようです。

カクリエのプレミアムクロスはもともと6種類のカラーバリエーションがあったんですが、今は4色に減っているようです。色で分けているところがあったので、PLUSさん頑張って!買うから!年間28冊購入してるから!なくてはならない相棒だから、どうか末永く販売してほしい…!

コレクションに6つのプロジェクトを書き込む

より正確にはコレクション用のノートにはマンスリーログを6つ書いています。
先頭のページに、一ヶ月に使える時間と、6つのプロジェクトそれぞれの時間予算を書き出しておきます。
プロジェクトごとに下記のページを作ります。

先月の振り返り
今月の目標
プロジェクトゴール
現状
マンスリーログ
週次レビュー

バレットジャーナル(改)の一例

すべてのプロジェクトを並行して、既製品の手帳に書き込むことができたら良いのですが、私はプロジェクト毎に分けないととてもじゃないですが、複数のプロジェクトを分けて考えられないので今の方式を4−5年くらい採用しています。
これらのプロジェクトは流動的なものなので、必要がなくなれば消失したりします。あとから、やっぱりあったほうが良かったな、というものであれば復活します。1つだったものが2つや3つに増えたりすることもあります。
例えば小説に関するプロジェクトは3つあります。読書、執筆、noteの更新の3つです。
月に使える時間を48時間。3つのプロジェクトに捻出可能な時間は月に24時間です。こうしてみると、結構少ないですね。

  • 読書8時間

  • 執筆10時間

  • noteの執筆6時間

これらの時間を週ごとに割り振っていきます。
最終的に1日単位の時間に割り振っていきます。
それができたら、パスポートメモのページに書き込んでいき、毎日タスクをこなします。
こういう手間をかけて、私はようやく複数のタスクを並行して行うことができます。
あとは、アナログのほうがデジタルより、個人的に記憶に残りやすいから手間のかかるアナログな方法を採択している部分があります。

タスク管理アプリ使わないの?

詳細が決まり切ったタスクであれば使うこともあります。
Todoistがその例ですね。

ただし、私はメモ帳にタスクと曜日(第◯曜日とか)をバーっと形式もふくめて書き出して、貼り付け、という形式にしています(Todoistは貼り付けで複数のタスクを追加できる仕様)。繰り返し機能を使えば良い話ではありますが、タスクはずっと同じ内容、同じ数というわけではありません。プロジェクトと同じようになくしたり、復活したり、複数のタスクが統合されたりします。同じことを繰り返しモードにしているとアプリでのタスク管理が煩雑になってしまうのです。そのため、時間管理アプリを使うときは、同じ内容のタスクを次の週、あるいは次の月に繰り返すとしても、繰り返しモードを使いません。
かわりにノートアプリに、一連のタスクが書き込まれていて、そのタスク表が一ヶ月くらいのスパンで更新される、という形式をとっています。
パスポートメモを使うといったアナログな方法ではなく、プロジェクトごとのタスク表をコピーしてTodoistに貼り付け、という行為を繰り返し、デジタルな方法に置き換えるという手もあります。しかし、私は常に机の角にタスク一覧表をおいておきたいので、パスポートメモにタスク一覧を書く、といったアナログな方法を採用しています。

A6くらいで、見開き2ページのデイリータイプの手帳があったらいいんですけどね。
と、思ったらありました。

もしかしたら途中で使わなくなっちゃうかもしれないけど、これはちょっと気になる。
パスポートメモの方が薄いし軽いんですけど、つくるのも1ヶ月分1時間程度かかっちゃうんですよね。ひと月あたりのお値段計算してみたら、断然お得だった。
単純作業は、瞑想の時間として必要なんですけどサボれるものならサボりたい。
来年のもの、早速買おう。

タスク管理アプリには落とし穴も

タスク管理アプリは時間予算を考えずにタスクを追加できてしまうため、やる時間もないタスクを追加できてしまう落とし穴があります。ここはもちろん使い方次第なのですが、こういった側面もあるのでタスク管理アプリの代わりに、バレットジャーナル(改)を使っています。なにより、数年間バレットジャーナルを触ってきて、パスポートメモ見開き1ページからあふれるタスクは1日で終わらない、という個人的な知見があるため、タスク管理アプリを積極的に使うことはないと思います。代わりに、やる時間はないけどいつかやりたいタスクを、バレットジャーナル(改)に書き込んでいます。月が変わるたびに、次の手帳に書き写すのですが、やっぱりしなくてもいいかな…というタスクは、その時に躊躇なく切り捨てます。

時間管理アプリは使っていたりする

時間の見える化をしたくてTogglとPaymoという二つのアプリを使い分けしています。

両者の違いを簡単に説明しておくと、フレキシブルにプロジェクトを変更したりプロジェクトを選択しないままにタイマーを起動できるのがToggl、そしてあらかじめ入力していたタスクのタイマーを個別に起動できるのがPaymo。Togglは無償版でもつかえますが、Paymoは有料です。
Togglのほうが直感的に操作できるですが、時間の見える化はPaymoに軍配が上がります。そのため、Paymoによりをもどしつつあります。
以前Paymoの方を使っていたのですが、アプリ版とウェブ版のタイマーが同期していなかったり、簡単にログインできなかったりと問題があったのです。けれど、最近は改善されている模様。何より、ダッシュボードにその日にどのプロジェクトにどのくらい時間を費やしたのか、一ヶ月に使った時間と内訳の一覧がダダーっと出るので、この見える化で自分の時間の使い方のクセを知ることができるのが大きいです。
最近の傾向としては本ばかり読んでいて全然noteや小説の執筆にまとまった時間を、割けていないので気をつけなければなりません。なかなかまとまった時間が取れない反面、細切れ時間にできるタスクはこなせているので、まとまった時間ではなくスキマ時間に執筆できるようになりたいです。

これまでしてきたことをふりかえり

  • コンセプトやテーマの指針となる企画書のたたき台を作った

  • 3幕8場構成に合わせて4000字のプロットを作った

  • バレットジャーナルを作成して執筆プランを考えた

私が今書くべきはキャラクターアーク

次回は、8000字のプロットをコンセプト形式で書き出していく所存です。
コンセプトで、プロット、キャラクター、テーマを別々に書き出して、そして今回バレットジャーナルでのプロジェクトの分割に触れて、コンセプトで書いたものを膨らませたほうが8000字のプロットを書き出しやすいのではないかと考えたのです。
テーマやキャラクターについての本を見返して、思ったことがあるので、キャラクター別にキャラクターアークを書いてみようと思います。そして、テーマとキャラクターアークが一致しているかを確認しようと思います。来月こそ、なにがしかの進展があるようがんばりますので、これからもよろしくお願いします。

質問やアドバイスがありましたらお気軽にマシュマロまで。


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