見出し画像

ニュースを見るな

ありがとうございます。元中学校教師のちーたろう先生です。

私の記事では、子育てに奮闘するお母さんやお父さんに向けて、今日からすぐに使える教育法や、大人にも通じる学習方法などをお伝えしていきます。

今回は【ニュースを見るな】というテーマでお話します。


ポジティブかネガティブか、どっちになりたいかと聞かれたら、そりゃあポジティブのほうがいいと思うでしょう。

実際、ポジティブであるほうが得することは多いです。メンタルは良好に保たれ、どんなときでも前向きに行動することができます。

ネガティブが有効な場合もあります。例えば、危機予測をする際にはネガティブのほうがいいです。あれこれと心配して予防策を考えることができます。ただ、度が過ぎれば何も行動できないこともありますが。

さて、ご自身もお子さんにもポジティブでありたいと思うなら、まずはネガティブにならないようにしましょう。その方法が、

『ニュースを見ない』です。


【必要な情報を自分で手に入れる】

皆さんは食事中にテレビを見ますか?夜ならバラエティーを見ることが多いと思いますが、朝はどうでしょう。ニュース番組しかやってないからと言って、ニュースを見ていませんか?

ニュースは最新の情報を知れて便利です。しかし、ニュースを見るとネガティブになります。なぜなら『人はネガティブな情報に引き寄せられやすい』からです。ニュース番組はこの性質を利用し、ネガティブニュースを盛り込んでいます。

最近では、新型コロナウイルスのニュースがひっきりなしに伝えられています。たしかに、最新の情報はほしいところですが、ニュース番組は事実だけではなく、演出や番組構成により、人のネガティブを煽るようにできています。ニュースを見るよりもアプリなどで情報を得るようにしたほうがいいです。

これだけ情報社会になったというのに、私たちはまだ受動的に情報を得ています。私たちは情報にすぐアクセスできるようになり、手元のスマホでなんでも情報が手に入ります。ぼんやりとニュースを見るよりも、自ら進んで情報を取得しましょう。


【情報通は偉くない】

『朝はニュースを見る』という固定概念を壊し、録画しておいたバラエティー番組やYouTubeを家族一緒に見るほうがいいです。朝は脳がいちばんフレッシュなとき。そんなときにネガティブ情報を詰め込むなんて、せっかくのフレッシュさが損なわれてしまいます。朝だからこそ、笑っておいたほうがいいじゃないですか。

トークバラエティーならその内容をもとに家族と話をすることもできますし、学校や職場での話のネタになります。おのずとトーク内容は明るいものばかりです。

たしかに、時事問題も話のネタにはなりますが、それはネットでさらっと調べる程度で構いません。最新ニュースをなんでも知っていたら偉いというわけではないからです。ネットでなんでも簡単に情報を調べられる今、情報通という価値はほとんどありません

芸能人が不倫をしたり、夫が妻を刺殺したり、そんなの自分には関係ないんです。そんなことを知っていたって何も得はありません。


【ニュースを見たあとに何をするか】

ニュースを見て大切なことは『情報をふまえて私たちは何をすべきかを考えアクションすること』です。

新型コロナウイルスの影響で飲食店の来店者数は減少しているという情報を、飲食店経営者が知ったのなら、店に客が来なくてもお金が流れる仕組みを考えようとして、アクションします。そうして、デリバリーに特化したり、店のスペースを貸したりするなどして、ビジネスチャンスを掴んだ人たちもいます。情報から今なにをすべきか。これを考えなければいけません。

【まとめ】

今回はニュースを見てはいけないというテーマで話しました。振り返ると、

●ニュースを見るとネガティブになる。
→ニュース番組は人がネガティブに引き寄せられる性質を巧みに利用している。

●情報は受動的に得るのではなく、自分から取得する。
→情報社会のいま、スマホひとつで情報にアクセスできる。自分が必要とする情報を得る。

●ニュースを見るなら『自分は今なにをすべきか』を考え、アクションする。
→情報を得ただけでは何も変わらない。行動を起こすことで情報を活かす。

誤解しないでほしいのが、ニュース全般が悪いと言っているわけではないということです。自分が必要とする情報を取得することはとても有意義だと思います。思考停止してニュースをぼんやり見るのは止めましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?