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遊びは、人生を豊かにする

昨日ふと過去の自分の履歴を思い出していた。
きっかけは、この動画にある幼い頃の記憶を語り合ってるのを見てから。

我が家は昔から母が川崎市北部の団地住まいの頃から生協活動をしてて、近所の主婦でワイワイ住居棟単位で週に1日、共同購入した物品を分け合う班活動をしていた。
その時代に生協推薦の本をよく買って貰ってて、その中に今でも私の心の中を支える「本」が複数あった。

その中で、昨夜は特にこの本を思い出した。

マザー・グースの歌

マザー・グースとは元々イギリスで何世紀にも親から子へ伝承されてきた童謡。(イギリスではナーサリー・ライム (Nursery Rhymes)の呼び名の方がメジャーらしい。)

私が手に取ったのは、詩人・谷川俊太郎さんの訳した、草思社刊行の5冊セットの本。
本の装丁も、表紙が赤や青、黄色等がバックに配色されて、中身は少し日本の童謡よりもなぞなぞ、早口言葉、子守唄、文字遊び等風刺やユーモアが散りばめられた、少しシュールな本。
この複数あった「マザー・グース」は、今でも日本でも有名な物語や歌の土台となってる。

有名な詩はこれ。

「ハンプティ・ダンプティ」
ハンプティダンプティはフランス語では「ずんぐりむっくり」の意味であるが、物語に登場する奇妙なキャラクターの一つとして描かれており、イギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドドソンがルイス・キャロルというペンネームで書いた児童小説が存在してる。
物語とは言わずと知れた『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』

「ロンドン橋落ちた」
これは「童謡」として、自然と口から出てくる方も多いと思う。

「10人のインディアン」
これも「童謡」として有名。ちなみにこの詩がモチーフとして連続殺人が行われるアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』も有名。

この他にも沢山、有名な歌は複数ある。
中には、ビートルズの歌の下敷きとなった歌もあるそうだ。
(これは今回調べて初めて知った)

私はマザー・グース以外にも、同じ谷川俊太郎さん作の『ことばあそびうた』も幼少期に母から与えられて、今でも自分の本棚の片隅に眠っている。

言葉遊び
それ自体が好きなのだ。

文字文化に自然と惹かれてしまうのは、きっとこれ何だな。

今更にして思う。
野田秀樹さんの演劇、シェイクスピア、ミュージカル
それに惹かれるのも必然だったのだと。

芸術・文化万歳!



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