ミイラさんの原動力
地上&地下、2通りの原動力
人には、楽しいことしたい♪ハッピーでいたい♪誰かのために♪…などの、地上でオフィシャルで見せている原動力もあれば、
暗い、苦しい地下で、一人フツフツ抱えてきた、普段、人には話さない原動力もあります。
それは例えば…大切な人の存在や、これまで自分がもらった信頼や評価などもあるかもしれません。でも、もっと掘り下げていったとき…
*実は、そこまで大切な人もいないし、人からの信頼や評価にも、たいして関心がない
*自分のこと以外を想えないくらい、耐えがたい苦しみの中にいる
そんな場合、「大切な人」「これまでの評価」などの支えは効かなくなり、地上階の光がまぶしすぎてイヤになります。
心の安息を求め、地下へ地下へ・・・自分の心をどんどん深掘りしていきます。そして、暗くてドロドロした地下にある「支え」を原動力にすることになります。
例えば、自分が働くうえで、耐え難い規則があるとします。
その規則があるがゆえに、どんなに頑張っても、身も心も削られる日々。でも、規則は規則だから、どうにもならない…。
そんな状態に限界を感じている場合、ミイラ、ロボット、トド、ゴリラ、カメ…それぞれのタイプの地下の部屋には、どんな「支え」があるでしょうか…。
ミイラさんの原動力→「怒り・悔しさ」
人一倍考え、「期待」や「ジャッジ」が生まれやすく、自分にも他人にも厳しいミイラさん。ストレスは、アゴや首の緊張として出やすいです。
特にミイラ傾向にない方も、このケースのように「規則に縛られ、言いたいことが言えない」ときは、言葉を我慢するので、喉やアゴがかたくなり、口はへの字に、首は、特に前側〜横がガチガチになります。
喉、アゴ、首を緊張させ、この状況に耐えるミイラさんの心の地下室にあるのは…過去に、何冊も何冊も書きなぐってきた大量のノートです。
ミイラさんの書きなぐったノートについてはこちら
ミイラさんって、HSPさん?繊細さん?気にし屋さん?
弱いイメージを持たれがちなミイラさんですが、地下室の充実度は、他のどのタイプよりも骨太です!
それは、ミイラさんが、繊細がゆえに、他の人よりも地下へ行き、思い悩みながら反省や計画をノートに書きなぐり、また地上に上がる…、地上と地下を行き来する頻度ナンバーワンだからです!
「今、完璧じゃない自分へのくやしさ」や「いつか必ず完璧にしてやる!」という怒りや悔しさを大切にしてきたミイラさんは、実は闘志みなぎる「隠れファイター」なのです!!
「今度こそ過去の失敗を挽回する!」「今度こそ、これまで理想としてきたことのために耐え抜く!」など、苦しいはずなのに、「やってやる!」…という闘志が起きているとしたら、身体はミイラになっているかもしれません。
他者の場合は、「今まで、控えめな印象だったけど、苦境になったら、芯の強さが見えてきたなぁ…」という方は、ミイラかも。可能ならば、アゴや首の脱力や、喉を大切にして…と、ノド飴を渡してあげるのもいいかもです(^^)
ミイラさんの存在を愛してやまない部分…
それは、普段から、地上で多くを気にかけながら生きているからといって、繊細でただ疲れる、ただ損な役回り…というわけではない。苦境になればなるほど、経験してきた怒りや悔しさを支えにして、ファイターになれる…という部分です。
忘れましょう、非現実へ逃げましょう、執念深いのはカッコ悪いよ…という風潮が加速する中、自分の怒りや悔しさをちゃんと覚えていて闘志として消化できることは、めちゃくちゃカッコいいことです。
とはいえ、苦境が続けば、心身は確実に疲弊します。
私はミイラかも?あの人はミイラかも?…という心当たりがあれば、ミイラさんの弱点…アゴや首を、手で温めたり、さわりながら深呼吸をして、ゆるめてあげてください。
こんなこと気にしちゃってダメだな…、こんなことで涙が出てきちゃって弱いな…、そんな気持ちは、決して無駄ではない。積み重なって、地下の原動力がどんどん増えて、隠れファイターとして、いつか苦境に立ち向かえるはず!でも、くれぐれもアゴや首、喉を大切にね(^^)
そんな捉え方が、誰かのお役に立てば嬉しいです。
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