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ネットゲーム依存症を経験した私が再びゲームを楽しめるようになった番組「ゲームセンターCX」

ゲーム実況の祖、有野課長がレトロゲームに挑戦し、エンディング画面を目指す番組です。

本当にゲーム実況の祖が誰かは謎ですが、確かNHKからお墨付きをもらった旨をどこかの回で言っていたような……。

少なくとも、私の中では一番お気に入りのゲーム実況です。

ゲームセンターCXとの出会い

私がこの番組を知ったのは「ファミリートレーナー ジョギングレース」の回。

足でフミフミすることで、ボタン入力するマットコントローラーを使ったユニークなゲームでした。

マットのコントローラーというと、PS2のダンスダンスレボリューションのイメージが私にはありました。

だから「ファミコンの時代からマットコントローラーがあったのか!?」と、ビックリしたのを今でも覚えています。

そういえば番組では、ダンスダンスレボリューションのマリオ版もやっていましたね。

課長がマットでゲームする様子は、とても疲れているように見えました。しかし最後まであきらめず、かつ楽しそうにプレイする姿は、とても好感を持てました。

回を重ねる度に色々なゲームをプレイを見ました。

有野課長のゲーム愛

疲れるようなゲームであろうが、難関ゲームであろうが、苦手ジャンルであろうが、どんなゲームでも関係なく、エンディングを目指してゲームをしている課長の姿。

番組内だけでなく課長のプライベートでのゲーム話。ゲームオーバーしても「おもしろいねぇ!」と言えるプレイスタイル。ナイスなタイミングで入る課長のトーク力。

時には黙って真剣にプレイしていたり、時にはゲームオーバー地獄に陥ったり、まさかのミラクル攻略がおこったり。

なんというか「本当に課長はゲーム好きなんだなぁ」と感じるのに、それほど時間はかからなかったと思います。

中でも私が一番印象に残っているのが、ゲームばかりやっていた黒歴史があった旨を話していたこと。

ゲーム障害になってしまった経験がある私にとっては、とても親近感を感じました。(さらっと触れる程度でしたが)

思い出した自分のゲーム愛

仕事でゲームをして、こんなに長時間ゲームして、プライベートでもゲームして、それでもゲームが好きで、楽しそうにゲームをやっている。

そんな課長の姿や番組スタッフ達がゲームに関わる姿を見ているうちに、ゲームが好きな私自身を受け入れてもいいのだと思うようになりました。

それまではやっぱりゲーム依存に陥った自分自身に対して、どこか嫌悪感というか、恥ずかしい気持ちが残っていました。

たまにゲームがやりたくなってプレイするのですが、プレイする度になんとなく感じる罪悪感が消えませんでした。夢中になって、プレイ時間が延びれば伸びるほど、罪悪感を感じてしまう。

ゲームが好きなくせに、素直にゲームを楽しめませんでした。

きっとゲーム依存になるほどの自分の過剰な欲望に抑え込むために、ゲームが好きな自分の素直な気持ちにもフタをしていたのだと思います。

でも黒歴史があろうが、何だろうが、好きな物は好きでいい。そんな自分の直な気持ちを掬い取ってあげる。認めてあげることができたのは、この番組のおかげです。

それに私がゲーム依存に陥ったのはMMORPGというジャンルで、エンディングのないゲームでした。

だからエンディングを目指す課長の姿をみて「ああ、そうか。エンディングがあるゲームだけを選べばいいのか!」と気づいたことも、小さいながらも大きな発見でした。

そんな大層な番組じゃないと言われそうですが、好きなものを全力で楽しむ姿は、見ているだけで気持ちがいいものです。

ゲームセンターCXは、フジテレビONEで放送しています。最近はyoutubeの公式チャンネルもありますので、気になる方は是非!

スカパーでも観れますよ!

#好きな番組


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