家系を背負って結婚すること
私たちは、ひととしてこの世に生まれたと同時に[宿命]が与えられています。そして、その瞬間に両親やそのまた先祖などの因縁も背合うことが暗示されています。
算命学では、そのひとの家系をとても注視しながら読み解きます。
「友達は選べるけれど、親は選べない」とおっしゃる方もありますが、必要な関係性があるからこそ、あなたはその家族の一員としてこの世に誕生します。
結婚は家系を示す最たるもので、
それぞれがそれぞれの家系を背負って結婚するというわけです。
ひと昔前なら親が決めた相手と結婚し家系を継ぐことが当然でしたし、
予想もしない結婚相手を前にして「そこの家系図を持ってこーい」と
怒鳴り散らす父親の姿もあったでしょう。
お父さんが家系図を読み解くことができるかは別として、
これはあながち的外れなことではないのです。
どれだけあなたが慎ましく誠実な暮らしをしていても
親の代やそのまた前の世代が好き放題な生活をしていれば
残念なことに不運はあなたの代にまわってくることがあります。
たとえ、あなたに責任はなくても…
(特に長男長女は現象が強くでるそうです)
さらに、あなたの世代で消化しないと次の世代に持ち越しになる場合もあるのです。
「大丈夫よ、私は独身で子どももいないし」とは言いきれません。
あなたの兄弟姉妹に子どもがいればその子どもたちへ…
もしくは、親戚に…という具合になります。
家系とはそういうものなのです。
「どうしてこんなことに…」ということがあるかもしれません。
上手く事が進まず長い時間が続くかもしれません。
離婚を前提に結婚する方はいないと思いますが、辛いですね…
このようになにか問題が起きたときに
乗り越えられる二人の相性のよさがカギとなるのです。
どのようなひとにも
人生には苦楽が半分づつあり、
楽しい出来事や感情よりも否定的な感情は強く印象に残りやすいといわれています。
算命学の教えでは、処世術として「知恵をつかって工夫し努力なさい」とされています。
日々の生活が未来をつくります。
人生を掘り下げていくとそのような理由にたどり着くのです。
ひとが結婚をし家庭を築くとは、なかなかのものですね…
一緒に考えましょう。
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智泉堂/清徳泉里
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