The flag 〜私の旗を上げる〜

幼い頃から移動中の車の中はいつも小田和正。

染み込んでいるメロディーと歌詞。
イントロドンは誰にも負けない自信があるほど。

家族でお出かけした後の楽しかった帰り道も、
疲れて記憶のない帰り道も和正メロディー。
母のお腹の中でも聞いていたそうな。

親元を離れてからは聞く機会もなく過ごしていると、
突然聞きたくなってしまったあの歌声。

ポップなメロディーが好きだった曲も、今や働く私の応援ソング。

汚れなき思いと、譲れない誇りと、
迷いない心はどこへ行ってしまったんだろう。

戦える武器は今何かと、
それを見つけてここに並ばないか。

僕は諦めない、誰か聞いているか。

濁った心に歌詞がすっーと浸透してくる。
置かれる環境や年代に応じてこんなにも変わるものなのですね。

年をとったということでしょうか。
それとも経験を積んだのでしょうか。
生意気になったのでしょうか。

もう一度、
濁りない心で、無邪気にフラッグを掴もう。