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書くことから逃げるのはもうやめる

「私、今年noteを書くのが目標なんです!」

何かのnoteの記事をぼーっと読んでいるときに、後輩にかけられた言葉にハッとした。

「え、note好きなの?」
「好きです!実はもうアカウントだけはつくってて」

私よりいくつか年下で、頼りになる優秀な後輩の彼女は、私がnoteを書いていたことは知らない。
ただ、“新しいことを始めてみたい”という気持ちがひしひしと伝わってくる彼女が眩しくみえた。

「私もnote好きなんだ」

そう答えるのが精一杯。
私ダサい。ダサすぎる…!

「実は私も前にnote書いてた時期あったんだよね!noteすっごく楽しいから書いてみるのオススメだよー!後輩ちゃんが書いたのも読んでみたい!あ、でも今は私は全然書けてないんだけどね〜笑」

みたいな軽いノリで明るく話題にできない自分に驚く。

私はnoteに対して、特別な感情を抱いている。



書きたいしnoteも好きだから、負けたくないっておもった

この感情は眩しい彼女に対してなのか、書くことから遠ざかっている自分に対してなのか、あるいはその両方か。

わからないまま古いPCを引っ張り出してきて、キーボードを叩いている。

――そうそう、この感覚。

自分の思考がまっさらなnoteの画面に打ちつけられて、感情がだんだんとカタチを帯びていくのが好きなんだ。

私がnoteを好きな理由はまだあって、自分の感情と向き合って文字にしてみて、同じような気持ちを抱えた人に届いたときに「共感しました」って言ってもらえるなんて最高の場所じゃないか。

こんなにたくさんの情報が溢れたネットの世界で、そもそも見つけてもらえることが奇跡だし、一つのスキでどれだけ幸せな気持ちになったことか。

それだけで良かったはずなのに、勝手にハードルを上げて、「もっと良い文章を書かなければいけない」「スキがつかなきゃ価値がない」なんて思い込んで、書くことから逃げていたのは全部自分じゃないか。かっこわるい。

私はnoteが好き。noteをやってて良かったっておもえる瞬間をふやすためには、こうやってまた書くしかない。

書いて、書いて、書き続けた先に広がる景色は、どんな色をしているんだろか。


新しくはじめるためのリセット

この記事を公開するにあたって、今までのアカウントの状態のまま公開するのはいやだったので、一旦過去記事の一部を下書きに戻しました。

読んでくださった方・スキをつけてくださった方たちに、沢山のありがとうの気持ちです。

気持ちはまっさらな状態ではじめてみる。
自分の体験・想いを、もっともっと自分の言葉で伝えられるようになるために。


気持ちを奮い立たせてくれた後輩ちゃんに、最大級の感謝を込めて。

次は私が、誰かにとっての彼女になれますように。


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