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読書記録#03

上阪徹さんの「引き出す力」を読んだ。
(本当は2月に読み終わった本)

現在、広報の仕事をしている。
取材に出掛け、記事に起こすこともあるため、
「どうやったら面白い話が聞き出せるか」
「どう聞いたら人が読みたいと思えるものになるか」
を学ぶためにこの本を選んだ。

今回は今後意識しようと思った点を羅列する。

準備

・ニュース等、客観的な記事を読んでおく
⇒「しっかりあなたのことを調べてきましたよ」
だから「もっと濃い内容を教えてくださいね」というメッセージとしてアピールできる
・打ち合わせた時間の20~30分前に到着する
⇒相手の時間を貰うことを意識
・質問を用意しておく(1時間で6つ程)
⇒相手にも事前に送っておく

取材中

・ICレコーダーで録音
⇒リアルは次に聞く、もっと引き出したい内容を考えることを優先する
・話の冒頭で世間話はしない
・今日の目的、企画の趣旨、訪問理由の説明をする
⇒コミュニケーションの全体が把握出来ると話しやすくなる
・コミュニケーション中に相手の名前を呼ぶ
・6~7割は顔を上げて話を聞き、3~4割でメモを取る
・感想は質問に変えて話題に
・オンライン取材のときは、背景に触れる「いまどちらですか?」などで場を和らげる
・相手に時間を貰っていることへの感謝を伝える
⇒時間を有効に使うことに努め、オーバーすることはないと伝える
⇒テーブルに時計を置くとメッセージとして伝わる
・「howどうして」だけでなく「whyなぜ」を積極的に聞くようにする
・難しい話には最初から「優しく教えてください」とお願いする

その他

・色々聞きたい!という姿勢が、相手に好印象を与える
・常にポジティブな気持ちでいる
(緊張とは、「よく思われたい」と考えるから起こる)
・本気で、直球で聞くと、相手も本気で答えてくれる
⇒仕事だから、ではなく「あなたのことが知りたい」と思うこと
(「仕事でやっています」という態度は相手をがっかりさせる)
⇒この記事(内容)は、絶対読者の役に立つと確信を持って話すこと
・聞くのは一時の恥、聞かぬは一生の恥
⇒「分かっていないので教えてください」というスタンスを貫く
・相手に「あれ?」「おや?」と思わせない。評価者は相手。つまらないことで相手を不快にさせない。(遅刻、服装など)
・相手が残した「喋りたいキーワード」に敏感になる
・私以外の誰かのために話してもらう、という構図をつくる
⇒聞くことが怖くなくなる、妙な遠慮もなくなる
・コミュニケーションは、聞く力、引き出す力があってこそ、相手が理解出でき、相手が求めることに対応できる


今回はいつでも自分で振り返られるような、
自分のためのメモとなってしまった。
詳細は現場経験豊富な上阪徹さんの経験談による
著書「引き出す力」を読んでみてほしい。

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