見出し画像

芝生にハクセキレイ 探鳥会レポート<K山編>3/4話 2024年6月

 先日、ニコ支部O分会の探鳥会に参加してきました。
 場所は戦国時代の遺構が多く残るK山周辺です。

 探鳥会ご一行が山道を歩いてたどり着いたのは水道施設前の広場でした。
 ここで休憩となったので、持参したタブレットを配り、みんなで食べました。

 北側に古墳をオシャレにしたような丘がありました。

 幼稚園勤務の園子さんが丘の上を指しました。
 「そこに鳥がいます」
 「あ、ハクセキレイです」

 周囲にいた人たちとハクセキレイを観察しました。

ハクセキレイ

 この日は午後から雨の予報でした。
 探鳥会ご一行は先導のSさんの後をついて平坦なコースを進みました。

 鳥が出なくてSさんはガッカリ。
 「探鳥会あるある、下見に鳥が出ても本番は出ない」
 そうに言うので「あるあるですね」と頷いておきました。

 でも、鳥が動く気配を見つけました。
 「メジロ!」

 たくさんのメジロがいて、小さな木の実をついばんでいました。

 Sさんは嬉しそうに説明しました。
 「こんなにメジロをじっくり見られるのも珍しいです」

真ん中にメジロ

 少し進むと「K山で見られる野鳥」という絵入りの看板がありました。
 「これは看板を設置した当時の野鳥です」

 オオタカは最近見られなくなったこと、キジも近くの田畑まで行かなければ見られないこと。
 その代わり、カワセミは水芭蕉の池で今でも見られるなどを教えてくれました。

 さらに進むとスズメバチがいました。

 「刺激しなければ大丈夫です!」
 そんな声がかかりました。
 ハチを刺激しないようにそっと距離を取って歩きました。

 さらに進むとまたスズメバチがいました。
 これを読んでいる皆様も山を歩くときはお気を付け下さい。

真ん中にスズメバチ

 探鳥会ご一行はそのまま山を下りました。

 山を下りたところにはお寺がありました。
 きれいに掃除されていて、花壇なども整えられています。

 駐車場にお邪魔する探鳥会ご一行。
 上空を飛ぶのはたくさんのツバメとイワツバメです。

 イワツバメの翼が短くて腰が白いのを確認しました。

 「なんでここにだけイワツバメがいるんですかね」
 そんな疑問をつぶやいた人がいました。

 お寺の中にイワツバメの巣があるのだと思いますが、勝手に入るわけにも行きません。

 探鳥会ご一行は街中を歩いて最終目的地のD寺を目指しました。

4につづく。


この記事が参加している募集

#学問への愛を語ろう

6,233件

#ふるさとを語ろう

13,670件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?