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新春・野鳥七福神 探鳥会レポート<O児童施設編>1/3話 2024年1月

 2024年初の探鳥会に参加してきました。
 同じ日にいくつか探鳥会が開催されたのですが、私はいつものニコ支部O分会の探鳥会へ足を運びました。

 O児童施設は子供向け遊具の他に山登りコースや野鳥の森、ビオトープなどがあります。

 この日は新年最初ということもあって、たくさんの人が集まりました。

 O分会は会報を作成していて、このちょっとした記事を読むのがけっこう楽しみなのです。

 こちらに私がはじめてスタッフとして参加した探鳥会の参加者アンケートが載っていてじっくり読みました。

 あそこにノスリが!?
 そんな声が聞こえてスコープ隊と参加者が駐車場の奥の方へ走り去っていきました。

 一緒に行きたかったのですが、その頃、私はシギチ屋Tさんにつかまっていました。

 Tさんは人生のベテランだけどまだ目も耳も足腰も達者、去年の秋にシギチ情報を教えていただいたのです。
 なかなかお会いできなくて、やっと直接お礼を言う機会だったのもあって、しばらくシギチ談義をしていました。

 ノスリを見に行った人たちが戻ってきて
 「まだそこにいますよ」

 そう言ってスコープを合わせてくれたので、ここで私もノスリを見られました。

 O分会長が
 「時間になったので集まってください」
 今月の会報に載っている記事の紹介、コース説明などがありました。

 「今月は野鳥七福神で行きます」
 「野鳥七福神はこちらのカードで確認してください」

 「今朝はもうオオタカが飛びました」
 「オオタカは毘沙門天です」

 野鳥のイラストカードが配布されました。
 七福神に野鳥を当てはめて、7種類の野鳥を全部見られたら大吉という縁起を担いだ遊びです。

 カードを受け取った参加者から園内に移動しました。

 正面門から入ると、タイルが敷かれている広場が広がります。
 周囲の木を見回しましたが、鳥の気配は見つかりませんでした。

 先導を引き受けてくれたSさんが
 「鳥がいないので先に行きましょうか」
 「はーい」

 探鳥会ご一行は右側の道を進みました。

 参加者の中に小三の子がいました。
 鳥を見つけるのが早い、見つけてすばやく撮影に入るのが早い。
 O分会長から「次期分会長」と呼ばれている鳥太くんです。

 その鳥太くんがササッと動きました。
 シャシャシャと連続で撮影し「シジュウカラ」と言いました。

シジュウカラ

 シジュウカラはパッと飛んでしまったのですが、ベテランは木を見上げて言いました。
 「何かいる」

 木の上の方に鳥が2種類止まっていて、片方はシメで、片方はイカルだと言うことでした。

 枝が細かくてさっぱり見つかりません。
 他の参加者がていねいに教えてくれたのでイカルだけ見られました。

イカル
真下から撮影

 探鳥会ご一行は山頂ルートの方へ進みました。

2につづく。


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