桜と小鳥たち 探鳥会レポート<K山編>1/2話 2024年4月
先日、ニコ支部F分会の探鳥会に参加してきました。
場所はK山です。
朝早く向かったら、かなり早く着いてしまいました。
今年は桜が咲くのが遅く、受付周辺で咲いている桜を楽しみました。
たくさんの人が集まった頃、定刻になりました。
「お集まりください」
この日の参加者はやや少なめでしたが
「ちょうどいい感じです」
とのことでした。
F分会長から最近の話題としてシジュウカラがジェスチャーで会話することが証明されたことが紹介されました。
先導の役員さんからコースの説明がありました。
K山を西尾根伝いに歩き、東側の車道を降りて、ふもとの公園を歩くそうです。
「出発します」
先導の合図で探鳥会ご一行は歩き始めました。
最初のうちは列の前の方を歩きました。
初心者が前の方を歩いていたのでそこに混ざりました。
高低差のある公園で、周囲は手すりで囲まれています。
参加者が「ビンズイ」と手すりの下を指しました。
そこは道になっていました。
ビンズイは地面をちょこちょこしていて、前方から歩行者が歩いてきます。
「あんなに人が近いのに大丈夫なのかね?」
探鳥会ご一行が見守っていると、かなり近くまで人が接近してからビンズイは飛んで逃げました。
「踏まれるかと思った」
みんな、安堵したのでした。
その先には花壇が続きます。
「チューリップは同じ温度になったときに同じ色の花がいっせいに咲くんだよ」
誰かがそんな風に言いました。
地面をちょこちょこしていたのはツグミで、シメがたまに混ざっていました。
モズが低い木の枝に停まって獲物を探していました。
公園を抜けると、木が茂った森になります。
森に入って少し歩いたところで休憩になりました。
(正確には遅い人を待っているのだと思う)
「ヤマガラ」
役員のIさんが場所を教えてくれました。
「そこの木の枝にヤマガラ、あっちにエナガ」
教えていただいたおかげでヤマガラは撮ることができました。
エナガは見つけられませんでした。
探鳥会ご一行はそのままK山山頂に着きました。
山頂は桜が満開で見頃でした。
桜の木に鳥が来ているのでじっくり観察しました。
「ヒヨドリ」
「メジロ」
「出発しま~す」
メジロを頑張って撮影しているうちに探鳥会ご一行は進み始めてしまいました。
なんとか撮れて、慌てて最後尾に追いつきました。
車道に出たところで先頭集団と遭遇しました。
近くの空き地を見て、何もいないから引き返してきたそうです。
とても鳥が好きそうな、ほったらかしの藪なのに、残念です。
なんとなく、殺虫剤代わりに強い薬を撒いたのかなと思いました。
2につづく。
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