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探鳥会レポート<T沼編>2/2話 2023年2月 道ばたの小鳥

    先日、ニコ支部F分会主催の探鳥会に参加しました。
 場所はT沼です。

    先頭集団が足を止めました。
    私もすぐに追いつきました。

    先頭集団が双眼鏡で進行方向をただ見ています。
    同じ方向を見てみると、遊歩道にアオジがちょろちょろしていました。

アオジ
遠くからこっそり

    立ち止まって、アオジを驚かさないようにじっと待ちます。

    後から追いついて来た人が
    「何かいるの?」
    「地面にアオジがいます」
    「あら、本当」

    だんだん人が集まって、後ろの人が見えないかもと思い
    「後ろの方、良かったら前にどうぞ」
    と、声をかけました。

    これは前にイベントに通っていたときに身に付けたもので、みんなで平等に楽しめるように、後ろの人に場所を譲る習慣が私にはありました。

    嬉しいなと思ったのは、これを聞いて同じように場所を空けた人がいたことです。
    大勢いたけれど、アオジを楽しめた人は多かったと思います。

誰もが見やすくて
よかった

    残念ながら、年配の女性が、もっと前で見たいと考えたのか、急に前へ進み出て、アオジは警戒して飛んで行ってしまいました。
    あぁ、もったいない……

    いろんな人がいるので、これは仕方がないです。

    分会長が探鳥会ご一行に声をかけていました。
     「今、1キロです」

    その足元にここまで歩いてきた距離を書いた看板がありました。

     「えっ、まだ4分の1しか歩いていないの?」
     「そう、急いで回らないとお昼までに終わらないです」

    慌てて歩みを早める参加者でした。

    幸い(?)鳥が出たのは最初だけで、後半はカケスが飛んで逃げたり、ツグミの鳴き声が聞こえただけだったりして、一気に1周することができました。

静かな水面

    1周し終わって、分会長が
     「最初はどうなることかと思いました」
    と、言ったのがなんだか可笑しかったです。

    最後に集まって鳥合わせをしました。
    探鳥会で見た鳥を照らし合わせていく作業です。

    今日、遅刻したという初めて参加した方がいたのですが、役員が鳥合わせ用の一覧表をその方に差し出していました。

    「左の欄には、自分が見た鳥に丸を付けて下さい」
    「右の欄には鳥合わせで出た鳥に丸を付けて下さい」

    役員がていねいに説明している姿を見て、初参加の人をちゃんと役員へつなげて良かったと思いました。 

    鳥合わせが始まりました。
     「アオジ」
     「カケス」
     「ツグミ」

     沼に水鳥が多かったので、そこそこの数になりました。

    「お疲れさまでした」
    「ありがとうございました」

   こんなあいさつをしながら解散となりました。

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