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探鳥会レポート<T沼編>2/2話 2023年2月 道ばたの小鳥
先日、ニコ支部F分会主催の探鳥会に参加しました。
場所はT沼です。
先頭集団が足を止めました。
私もすぐに追いつきました。
先頭集団が双眼鏡で進行方向をただ見ています。
同じ方向を見てみると、遊歩道にアオジがちょろちょろしていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1681161826075-d09GuGfKXj.png?width=800)
遠くからこっそり
立ち止まって、アオジを驚かさないようにじっと待ちます。
後から追いついて来た人が
「何かいるの?」
「地面にアオジがいます」
「あら、本当」
だんだん人が集まって、後ろの人が見えないかもと思い
「後ろの方、良かったら前にどうぞ」
と、声をかけました。
これは前にイベントに通っていたときに身に付けたもので、みんなで平等に楽しめるように、後ろの人に場所を譲る習慣が私にはありました。
嬉しいなと思ったのは、これを聞いて同じように場所を空けた人がいたことです。
大勢いたけれど、アオジを楽しめた人は多かったと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1681161901901-HQIz7tDTd7.png?width=800)
よかった
残念ながら、年配の女性が、もっと前で見たいと考えたのか、急に前へ進み出て、アオジは警戒して飛んで行ってしまいました。
あぁ、もったいない……
いろんな人がいるので、これは仕方がないです。
分会長が探鳥会ご一行に声をかけていました。
「今、1キロです」
その足元にここまで歩いてきた距離を書いた看板がありました。
「えっ、まだ4分の1しか歩いていないの?」
「そう、急いで回らないとお昼までに終わらないです」
慌てて歩みを早める参加者でした。
幸い(?)鳥が出たのは最初だけで、後半はカケスが飛んで逃げたり、ツグミの鳴き声が聞こえただけだったりして、一気に1周することができました。
![](https://assets.st-note.com/img/1681162205003-Yj0o2ObDIW.png?width=800)
1周し終わって、分会長が
「最初はどうなることかと思いました」
と、言ったのがなんだか可笑しかったです。
最後に集まって鳥合わせをしました。
探鳥会で見た鳥を照らし合わせていく作業です。
今日、遅刻したという初めて参加した方がいたのですが、役員が鳥合わせ用の一覧表をその方に差し出していました。
「左の欄には、自分が見た鳥に丸を付けて下さい」
「右の欄には鳥合わせで出た鳥に丸を付けて下さい」
役員がていねいに説明している姿を見て、初参加の人をちゃんと役員へつなげて良かったと思いました。
鳥合わせが始まりました。
「アオジ」
「カケス」
「ツグミ」
沼に水鳥が多かったので、そこそこの数になりました。
「お疲れさまでした」
「ありがとうございました」
こんなあいさつをしながら解散となりました。
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