探鳥会レポート<K山編>1/3話 2023年4月 ウグイスがお出迎え
先日、ニコ支部O分会主催の探鳥会に参加しました。
場所はK山です。
O分会探鳥会の様子が地元新聞に紹介されて以降、初めての探鳥会になります。
今回は初めてという参加者がふたりもいました。
さすが地元新聞!
分会長の車の後ろを開けて、そこがそのまま受付なのですけど、新聞のカラーコピーが貼ってありました。
私も「参加者が撮影したカワセミの写真」って所で参加していて、分会長から写真提供のお礼を言われました。
受付で名前を書いて、参加費という名の保険料を支払いました。
分会長が紙を折って作る野鳥図鑑カードみたいなのを編み出して、試作品を見せてくれました。
子ども向けバードウォッチング教室で使うのだと思います。
仕掛けを開くと野鳥図鑑カードが春→夏→秋→冬と変わっていきます。
「おもしろ~い」
実際に面白かったのですが、なんとなく私の反応を試していたんじゃないかと思いました。
そんなことをしているうちに定刻になりました。
今日のコースの説明と、地元新聞のこと(これは地元新聞を取っていない人のために張り出したとのこと)、初心者が二人いるから積極的にスコープを見てもらって楽しんで欲しい。
そんな話があって、探鳥会はスタートしました。
初心者の方は男性ひとり、女性ひとり。
どちらも個人参加のようでした。
初心者がいると探鳥会参加者はドキドキします。
鳥を見て楽しんで欲しいけど、鳥が出るかどうかは運まかせだからです。
外来種のコジュケイがチョットコーイと高らかに鳴き、珍しくないハシブトガラスがカァカァと鳴くのでした。
K寺の裏にある堀のあたりで探鳥会ご一行は足を止めました。
藪の中でウグイスが
ホー ホケケキョ
高らかに鳴いているのを楽しんでいたところ……
「あれ、いるじゃん!」
「その横になっている枝の上にウグイスが」
お堀の周りを囲むように人がいたのに、ウグイスは逃げもせず、鳴いていたのでした。
「撮れました!」
「撮れた?良かった!」
「運が良かったです」
ウグイスは滅多に姿を現さないのです。
初心者の女性がそばにいたので聞いたところ、ウグイスは分からなかったという返事でした。
「私が撮ったので良かったら」
「これがウグイスですか」
デジカメの画面で表示したのはウグイスの正面顔で、内心「しまった(汗)」と思ったわけですが、そこは顔に出さずウグイスに会えた運の良さを強調した私でした。
2につづく。
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