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シメの群れ 鳥見散歩<O歴史公園編>2/2話 2024年1月

 鳥見仲間で茶飲み友達のモカさんと雨の日に鳥見をしました。

 O歴史公園のため池のまわりを歩くことにしました。

 ため池の北側に生えていた葦は全て刈られてしまいました。
 いつもなら葦の中を飛び交う小鳥がたくさん見られるのに残念です。

 葦を刈るときに刈払機を使用したのだろうと思いました。
 以前はいたオシドリやミコアイサの姿が見当たらなかったのです。

 その代わり、まだ色の淡い若いカイツブリが何度も潜水して見せてくれました。
 繁殖羽になって頭がシルバーになったカワウも潜水していました。

カイツブリ
カワウ
(頭が繁殖羽根の白い色です)

 池の東側は芝生広場になっていて、ツグミが地面をつんつんしていました。

ツグミ
(なんだか寒そう)

 この辺りの松の上に、数年前からカワウがコロニーを作るようになっていました。
 巣は分かりませんでしたが、松の木にカワウが2羽いました。

 あまり鳥に会えないままため池の南側を通って西側へ。

 石でできたサークル(縄文時代の祭祀場跡)でモカさんが用事を思い出していったん駐車場の方に行きました。

 「来なくていいから」
 「じゃあ、この辺にいるね」

 私たちの他に鳥を見に来たと思われる二人がいました。

 鳥が警戒して飛んでしまっていたので、初心者だと思いました。
 こちらに話しかけてきそうな様子は無かったので、安堵。

 鳥がたくさん飛んだのが気になったので、双眼鏡で見てみると、それはシメの群れでした。

シメの群れ

 シメが警戒しないよう、ゆっくり、そっと近寄りました。

 シメはあまり群れを作らないイメージだったのですが、10羽以上の群れがふたつ移動していました。

 シメは地面を一生懸命つついていました。
 この公園は松ぼっくりも白樫のドングリも多いので、木の実を食べているのかなと思って見ていました。

 シメは意外に警戒心が強く、10メートルくらい近づいたところで飛んでしまいました。
 そこで振り返るとモカさんが戻ってきていました。

 近寄ると、モカさんは嬉しそうに言いました。
 「すごい、シメの群れ!」
 「じゃあ、同じのを見ていたのね」

 合流できた後は山の方を歩いて見ることにしました。

 トラ模様の鳥がいないかねぇと話していたのですが、とくに会えませんでした。

 地面に落ちた葉っぱをかき分けて、一生懸命エサを探すシジュウカラがいました。
 ゲーーと大げさに鳴いて逃げていったのはカケスでした。

シジュウカラ(暗いけど)
コゲラ

 ここで、コーヒータイムにし、お茶を楽しんでから解散しました。


こちらの記事がコングラを受賞しました。
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