探鳥会レポート<I河原編>1/2話 2023年9月 彼岸花の咲く道を歩く
先日、ゆる支部の探鳥会に参加してきました。
この日はゆる支部役員の方が企画した会員限定の探鳥会でした。
ノビタキと彼岸花を楽しもうという趣向です。
ずっと前から「水曜日なら探鳥会に参加できる」と言っていた会員がいたそうで、今回初めて水曜日開催の探鳥会でした。
その意見をぜひ叶えたいと考えた役員さんが反対意見をすべて押し切る形で開催です。
行ってみたら知らない顔が何人もいました。
私は時間ギリギリに着いたので、受付の紙を持っている役員さんを探し出し、そこに記名しました。
時間になって、参加者で円陣を作って、端から自己紹介をしていきました。
「初めて探鳥会に参加しました」
こう言った年配の男性を見て、この人が噂の水曜日の人かと思いました。
「出発します」
声を上げた人が先頭になって、列になって進みました。
葉が枯れた桜の並木を少し歩いて、河原に続く階段を使って堤防下に降りました。
堤防下には真っ赤な彼岸花が広がっていました。
ちょうど咲き始めで、いいタイミングでした。
ここは彼岸花の球根をもらってきて植えた物が増えたそうです。
時々、黄色い彼岸花が咲いていました。
探鳥会ご一行は列になって彼岸花の間を進みました。
1キロメートルほど進んだ先にまた階段があったので、ここで堤防の上に登りました。
葉が枯れた桜の並木を進みました。
右側は堤防で、その下を川が流れています。
左側はおおむね稲穂が揺れる田んぼで、菊の畑(出荷用の花)があったり、そば畑が白い花を咲かせていたりしていました。
案内をしてくれている役員さんは
「ここからならそばの花とノビタキが撮れます」
なんて教えてくれましたが、この日は肝心のノビタキがそば畑まで来ていませんでした。
ケッケー
「キジ?」
鳴き声が聞こえた方を見ると、尾の短いキジがバタバタと羽根を動かして横切っていきました。
鳥らしくない飛び方だったので、写真に撮らず(とっさに手が動かず)見送ってしまいました。
2につづく。
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