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カオジロガビチョウをのぞき見 探鳥会レポート<K山編>4/5話 2024年4月

 先日、ニコ支部O分会の探鳥会に参加してきました。
 場所はK山周辺です。

 探鳥会ご一行は小さな水路に出ました。
 水路にカルガモが2羽いて、背の高い葦の茂みにそっと隠れました。

カルガモ

 田畑周辺も鳥が少なくて、探鳥会ご一行はぽてぽてと歩いて次の川に着きました。

 川の堰にハクセキレイがいました。
 あちこち探したのですがカワセミはいませんでした。

ハクセキレイ

 カワセミがいないと聞いて初参加の方はガッカリしていました。

 「タイミングが合わなかっただけだから、また来てみて」
 ベテランが教えていました。

 O分会長がカラスの巣を見つけてスコープを合わせました。
 幼稚園勤務の園子さんが「すごい」と大喜び。

 私もスコープをのぞかせてもらったところ、電柱の上にカラスの巣がありました。

 これが噂の「電柱のカラスの巣のハンガーが原因で大規模な停電」というやつかと思いました。
 ただ、ハンガーは見えませんでした。

カラスの巣

 初参加の女性が
 「雨の時はどうしているんだろう」
 というので
 「親が羽根を広げて濡れないように守るの」
 私が腕を翼に見立ててジェスチャーしました。

 それで初参加の女性が打ち解けたのか、「鳥はなぜヒナを間引くのか」など高度な質問をしてきて困りました。

 私が白地図に鳥の名前を書き込んでいると
 「それ、鳥を書いているんですか」
 「そうです」

 さっと寄ってきたO分会長も自分の白地図を見せて
 「あとで見返したときに思い出になる」
 と、勧めていました。

 O地区では、分会長の方針で鳥合わせの用紙の裏面が白地図になっています。
 説明するO分会長はちょっと得意げでした。

 電線にモズがいたり、太陽光発電のソーラーパネルが並んでいるところでムクドリを見つけたりしました。

モズ
ムクドリ

 とある民家の庭にカオジロガビチョウがたくさん集まっていました。
 車の窓の向こうで(窓だから丸見え)2羽のカオジロガビチョウがつんつんしあっていました。

カオジロガビチョウ

 探鳥会ご一行は、最終目的地のD寺に戻ってきました。
 ここで鳥合わせを行います。

 鳥合わせとは探鳥会で観察できた鳥を照らし合わせる作業です。

 先導のSさんが鳥の名前を読み上げていきました。
 「ハクセキレイ」
 「モズ」
 「ムクドリ」

 「参考でカオジロガビチョウ」
 カオジロガビチョウは外来種なので別にカウントします。

 こうして探鳥会は解散となりました。

 「ここで解散しますが、駐車場までは一緒に行きたいと思います」

 探鳥会ご一行は集合場所に向けて歩き始めました。

5につづく。


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