見出し画像

探鳥会レポート<J沼編>1/2話 2023年9月

 先日、ニコ支部T分会の探鳥会「タカの渡り」に参加してきました。
 集合場所はJ沼です。

 この日はニコ支部の数カ所でタカの渡りを観察する探鳥会が行われました。

 私がJ沼を選んだのははずれが少なそうだったから。
 J沼ならサギ類が多く見られるのは確実だったからです。

 駐車場で探鳥会受付を知らせるのぼりを見つけました。
 さっそく受付へ。

 この日は遅刻してきた人を合わせても8人でした。
 こんなに人数の少ない探鳥会も珍しい。

 時間になって、役員のHさんから説明がありました。

 「今日はタカの渡りとしての探鳥会なので、いつものように歩いたりはしません」
 「そこのベンチで観察したいと思います」

 そう言って指したのは駐車場脇にあるアヤメ池でした。

 板の上を歩いてアヤメを楽しめるようになっていて、中央の舞台みたいなところにはベンチが並んでいます。
 この季節は花も終わっていて、他の利用者の邪魔にもならなそうです。

 天気は曇りです。
 風もなく穏やかでした。

 暑すぎなくて季候は良いですがタカの観察には向かなそう。

 探鳥会ご一行は舞台に移動しました。
 好きな方向を眺めて猛禽類を待ちます。

 J沼はサギ山が近くにあります。
 上空をダイサギがたくさん飛びました。

 「この間、うちの庭にダイサギが降りてきたのよ」
 「近くで見ると大きくてビックリしたわ」

 さすが沼の多いT市です。
 こんな話を楽しく聞きました。

 役員のHさんが飛んでいる鳥の名前を教えてくれました。

 「あれはアマサギ、あれはゴイサギ、今度はダイサギ」

 私には、飛んでいるシルエットがみんな同じに見えました。
 見慣れている人がうらやましいです。

 待っているだけでは暇なので、たまにJ沼の方に行って、水鳥を楽しんできました。
 J沼のほとりにはコサギやオオバン、カイツブリが見られました。

 待ち時間は長かったですが、鳥についていろんな話が聞けたのは良かったです。

 じっと待っていると、舞台の近くに小鳥の混群が飛んできました。

 シジュウカラ、メジロ、エナガが次々同じ枝に止まったのが面白かったです。

枝に、シジュウカラ
同じ枝にメジロ
同じ枝にエナガ

2につづく。


この記事が参加している募集

#休日のすごし方

54,493件

#ふるさとを語ろう

13,677件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?