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双極性障害になって忘れかけていたもの

双極性障害のうつ状態が出てから、日頃の物事に対する捉え方は大きく変わった。

以前はかなりの上昇志向で負けず嫌い。新しいもの大好きだし、なんでもバンバン挑戦するようなタイプだった。

■けど双極性障害と診断されてから性格が変わった

双極性障害は躁状態の後にうつ状態が来る。

↑いわゆる上記の行動力に溢れた状態は躁状態とも捉えられるため、それはうつがくる予兆でもある。

頑張りすぎたら、そのあと必ず落ちる。だから頑張るのが怖くなる。どこまで頑張っていいのか、自分でも判断が難しいのだ。

「やりたいけど、落ちたくない」

そうやって自分を調整する難しさにぶち当たっていた。

気付いたら、私は新しいことには挑戦しなくなっていた。

■忘れかけていたものは、新しいことに挑戦すること

しかし、新しいことに挑戦しないことが、決して悪いわけではないとも感じている。

いわゆる双極性障害では「低め安定」という言葉があるように、気分を『安定させる』ということがとても大事になってくる。

落ちすぎないためには、上げすぎないことが大切。もし上げすぎてしまった場合には、適度な休息をとって調整していくことも必要になる。

そうなってくると、新しいことを行わない現状維持の方が、気分が安定しやすいのは当たり前である。

■新しいことに挑戦するタイミング

ただそんな自分でも、退屈な人生に嫌気がさしてきて何かやりたくなったら、それは新しいことに挑戦するタイミングだと思っている。

実際に自分には今そんなタイミングが来ている。 

日頃から現状維持を最重要に考えているから、やりたいこともそんなに浮かんでこないのだけど、少し考えてみる。

ふとInstagramで「#死ぬまでにやりたいこと」というハッシュタグを見ていたのだが、久しぶりにワクワクした感情を味わった。

日々の生活の現状維持の中で、少しずつワクワクすることを取り入れて、ちょっとずつ、ちょっとずつでいいから楽しくしていこうと思った。☺︎

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