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モネの睡蓮に会いに②(2024年8月、香川県直島)

 直島に来て二日目。この日は、午前中にベネッセハウスミュージアムに行きました。

 朝食は、「マイロッジ直島」さんで。ヘルシーな洋食メニューで、美味しかったです。具沢山のスープが嬉しい。

 宿泊客には外国人も多く、日本人と半々くらいでした。直島自体、観光地として海外の人にも人気があるようです。島のどこに行っても日本人よりも外国人の方が多く、海外にいるような気分になりました。皆さん、思い思いに日本を楽しんでいて、見ていて嬉しい気持ちになりました。

朝食です。この日のスープはミネストローネ、次の日は、クラムチャウダーでした。
眺めのいいレストランでした。月・火以外は、夜も営業しているそうです。
ロッジにもネコちゃんが!昼間は、日かげで暑さをしのいでいました。

 9時45分に宿を出発。宮浦港10時発のバスを目指します。交通機関はとてもシンプルで、宮浦港からつつじ荘までの町営バスが全区間100円です。その先の美術館エリアに行くには、つつじ荘で無料のシャトルバスに乗り換えます。
 バス停はかなり混み合っていましたが、臨時便が出ていたので、乗れないということはありませんでした。乗り継ぎも問題なく、とても快適に移動できました。

ベネッセハウスミュージアム

 現代アートの美術館です。
 今まで、現代アートって難しくてよく分からないと思っていました。そこで、事前に直島の本を何冊か読んで予習していきました。おかげで、非常に楽しく興味深く見てまわることができました。旅行前にどこまで予備知識を入れていくか…というのは悩むところですが、今回は予習して行って良かったなと思いました。

美術館の入り口に続く道。建物の建築は安藤忠雄さんです。
ブルース・ナウマン「100生きて死ね」
「○○ AND DIE」「○○ AND LIVE」の文が100通りあり、順番に点滅しています。
ある一定の時間になると、順番に点滅していたものが一斉に点きました。気分が上がる瞬間です。しばらくすると、また一つずつの点滅に戻りました。
ヤニス・クネリス「無題」(奥の二作品)
ズル・マハムード「静粛なる抵抗宣言」(手前に張り巡らされている作品)
クネリスさんの作品を近くから撮影したものです。人工物を鉛の板で巻いています。
杉本博司「タイム・エクスポーズド」
野外展示です。海が見える場所に、海の写真が展示されています。
柳幸典「ザ・ワールド・フラッグ・アント・ファーム1990」
パナパン・ヨドマニー「Aftermath」
タイの荒廃した寺院から拾い集めたものを素材として、制作されています。
須田悦弘「雑草」
本物の植物に見えますが、木彫りの作品です。見つけにくい場所にさりげなく展示されています。
リチャード・ロング「瀬戸内海のエイヴォン川の泥の環」(壁面の作品)「瀬戸内海の流木の円」(床面の作品)

 ベネッセハウスミュージアムでは、写真撮影OKでした。あらかじめ本で読んでいたこともあり、実際の作品を見てテンションが上がり、写真を撮りまくってしまいました。

 午前中だけでもかなり満足しましたが、この後、いよいよ地中美術館です!

ベネッセハウスミュージアムのカフェでランチ。瀬戸内レモン風味のカルボナーラ生ハム添えです。「瀬戸内レモン」と聞くと、つい選んでしまいます😊

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