見出し画像

この夏鑑賞したもの

皆様おはようございます。洗濯についての記事をあれやこれやと書いていたのですが、なかなか書き上がらないので少しわき道にソレて最近伺った美術館のお話をさせてください。

と、とめどないことを話してからもう2ヶ月経とうとしています。とにかく目の前のことを、とこなしていたら季節がひとつ変わりそう…恐ろしいものです。

この夏はバテながらも、なんやかんやと美術館を訪れることができた珍しい年になりました。(それ以外は引きこもってたけれど)

専門家でもなんでもないですし、ただの一般人ですが今回は日記がてら書かせてくださいね。

フェルメール 17世紀オランダ絵画展

突然のお誘いのため適当な恰好すぎてお恥ずかしいですが…修復したてのフェルメールを見に。

この時代ぐらいの絵画はあまりじっくり鑑賞する機会は少なくて。こちらの展覧会ではフェルメール作品をはじめ、中世の絵画がかなりの数展示されていて、疲れてしまうぐらいのボリューム満点のお腹いっぱいになる展覧会でした。

個人的には貴族の肖像画が面白くて。今まででは服や装飾品をぼーっと見ていることが多かった(今でもそれでいいのかなと思う)のだけど、様々なモチーフが散りばめられていて。

教養のある方からしたら「そんなの当たり前にわかるわ〜」と言われてしまえばお恥ずかしいのですが…改めてその面白さを再確認したといいますか、これ写真に活かせそう!とひとりで歓喜したものです。(何万番煎じやねんというツッコミはなしでお願いします)

そういえばただ見ているだけではわからない、メタファーは好きな映画でもあったなぁ、と思ったり。

 ぱっと思い浮かぶのは「複製された男」と「ライトハウス」かな。もしよかったらそちらも合わせて見てみてくださいね。

大塚国際美術館

いきなりパンチの強いものからはじめるなよ〜と言われてしまいそう。驚かせてしまった方、失礼しました…さて大塚国際美術館は今更かよと言われそうな感じですが、なんやかんやで行けていなかった美術館で。

陶板名画の庭以来の陶板名画を鑑賞。印象派のようなタッチが特徴のものはやはり本物とは…と思ってしまいますが、そういったことをこちらに求めるのは無粋で。

世界各地にコレクションされているものが常設で鑑賞できることが素晴らしいなぁと改めて。

上記写真はゴヤの黒い絵シリーズを展示している一室。当時のアトリエを再現していて、まぁニヒルなタイトルをつけてしまいましたが。

個人的には中世の宗教画の展示室で同一テーマで描かれている絵画が一堂に会している一室がとても印象的で。例えばマグダラのマリアを描くだけでもこんなにも違うのか…と感動したものです。

陶板名画ではあるけれど、実寸台の大きさの迫力、細部まで観察する際に作品たちを行ったり来たりすること、とても面白かったです。(語彙力)

大塚国際美術館:モネの庭

そういえばハスの開花期だったので、モネの庭の見頃でした。直射日光がしんどかったけど、なんとか撮り収めれてよかった〜となった一枚です。

展覧会 岡本太郎

さてこちらはやっと伺えた中之島美術館。建物としても早く入りたいな〜と横目に見ながら国立国際美術館に行っていたから念願だったんです。

会館当初は人が多いと言われて恐る恐る行ったのですが…まぁ人が多かった、けれどそれ以上に作品数が多かった………!
一つ一つの作品も大きいしパワフルなものばかりで…こちらはご覧いただけたらわかるかなぁ…なんて。私が話すのは意味のないことかなぁ…と思ってしまったり。

よく見かけるら作品に立ち入らさないためのパーテーションが岡本さんの作風に合わせてか、原色のブロック?のようなものだったのも全体のディレクションもすごく楽しみながら鑑賞できました。

岡本太郎「午後の日」

お見送りのこの子が可愛かった。
(作品横の解説を読むとひぃっとなりましたが)


以上、どれもこれも素敵でした。

「ちろさん、お好きですよね?」と聞かれることが多いけれど、美術史を学んだわけではなく。

けれどなんとなく好き、から始まってちらちらと本を読んだりなんとなく解説番組を見たりその程度ですが…琴線に触れるものを見つけることは本当にいいですね。

今までに出会ったアート作品で未だに印象に残るもののお話もまたどこかでさせてくださいね。

さて秋は何を見に行こうかな?
ぜひ皆様のおすすめもお聞かせくださいね。

最後に写真展のお知らせです。

コラボ写真展「VOYAGE」※入場無料
会期 2022.10.23㈰~30㈰ 11:00-18:00(予定)
   ※在廊日23㈰, 24㈪, 26㈬, 27㈭, 30㈰
会場 大阪市阿倍野区昭和町1-50-2
   昭南ビル306号室 おじねこさんの部屋
   (ミスタードーナツさんが1階の㌱です)
最寄 大阪メトロ御堂筋線昭和町駅4番出口スグ
※経緯や詳細は後日、別途記事にてお知らせ

何を見に行こう?と悩み中の皆様はぜひこちらの写真展もお越しいただければ幸いです。

長くなってしまいました。さてまずは会期まで駆け抜けます!本日はこのあたりで。

 
Chiro∣千広
大阪府出身。衣料管理士1級保持。
2013年より主にフランスヴィンテージを取り扱うPetit Bonheurの販売員として勤務。『ヴィンテージをもっと日常に!』をモットーに着こなしだけでなくケア方法も交えた日常的に楽しむ方法を各種SNSにて発信している。
その傍らニットブランド「Cannelle」のクチュリエールとしてバッグを中心に制作。自身のヴィンテージコレクションを纏い撮る、セルフポートレーターとしても活動中。
 
・Instagram
 服@chirock_xxx 写真@cannelle_chihiro
・Twitter
 服@chirock_xxx 写真@cannellechihiro
・各種SNSのリンク集はこちら
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?