私の宝物(子どもの頃拾った石器をパワポでトレースした話)
先日、調べ学習の思い出で、石器を拾っていた話を書きました。
先日の記事を書いていたとき、近くになくて写真を載せられなかったのですが、あとから無事に石器を入れていた箱を引っ張り出したので、ここでは私の宝物を紹介したいと思います。
これらが小学生の頃から地道に拾い続けた石器と黒曜石(の一部)です。方眼は5mm四方です。右下は矢じりのキツネ形がそのまま欠けずに残っていて、特に気に入っています。一番上の7㎝くらいの石は、何度も削った跡があるのでおそらく石器ですが、用途は謎です。槍か何かでしょうか。
地理学でよく使う古今書院のフィールドノートの上にのせて撮影してみました。このフィールドノートは丈夫で水にも強く、とてもおすすめです。
裏面は1mm単位の目盛りもついています。
黒曜石は、かつて塾講師をしていたときに小学生が興味を持ってくれたので分けてあげて、かつての缶いっぱいの黒曜石はこれだけになってしまったのを思い出しました(もしかしたらどこかに別に入れているのかもしれません)。
せっかくなので新しく何かやってみようと思い、石器のスケッチに挑戦しました。といっても、決まった方法があるのかも分からないので、ネット検索で「石器+スケッチ」で調べた画像を真似したものです。地理をやっているのでスケールには忠実ですが、それ以外は完全に初心者なので、もし詳しい方がいらっしゃったら、寛大な目で見てください。
今回は真上から撮った写真をパワポの背景に設定し、フリーフォームでカチカチとなぞってトレースしました。なかなか楽しい作業でした。私たち地理を学ぶ者は、地図のトレースをしているので、似ている作業だと思います。正しい手法はまた勉強します。
ということで、一つだけトレースできました。はじめてにしてはまあまあの出来だと自分で自分をほめています。ほめられて伸びるタイプです。
まだトレースしていない石器がたくさんあり、特に大きい石器は用途なども分からないので、この機会にいろいろ調べてみたいと思います。
小学生の自分にタイムスリップして声をかけられるなら、「拾った場所と日時を一緒にメモしておくと、後の記録に役立つよ」と伝えたいです。
それでも、今でも歴史や地理に関心を持ち続けるきっかけを与えてくれた石たちと、前回の記事で書いたとおり私の興味・関心を引き出してくれた先生方に感謝したいです。