さよなら、わたしの美しい日本ブランドPC
公園にウォーキングに出掛けるも、公園についたとたんに雨に降られウォーキングどころじゃないイギリスらしい天気に見舞われたChioriです。
イギリスにやってきて早5年、ついに日本から持ってきたノートパソコンの買い替えの時がやってきました。
ロンドン市内の電気屋さんでいろんなパソコンをみてみるも、日本製の物はほぼ皆無。TOSHIBAのノートパソコンが一台あったくらいで後はASUS、ACER、Lenovo、Zoomstormあたりのパソコンが並んでいて色もシルバー、白、黒だけ。
5年前、ロンドンに来る前にVAIOを購入したときにはいろんなカラーが選べてさらには無料でパソコンに好きな文字を刻印できるなんてサービスも!
そしてその時に刻印したのが渡英する年を入れた「2011 LONDON」。
色もキラキラしたきれいなピンク色で、こんな素敵な色のパソコンなんてヨーロッパに存在しないので、カフェなんかでパソコンをいじっていたりすると
ねえ!それどこで買ったの?すごく素敵!
と言われることも多かったけど、ロンドンの電気屋にはVAIOなんてなければ、販売されているパソコンの色もオーソドックスなものばかり。
ロンドンではVAIOの販売価格が高すぎて取り扱いから外されているのか、はたまたカラフルなパソコンなんてウケないから展開していないのか…?
まあ、もんもんとしたところで日本製の美しいパソコンを魔人ジーニーが出してくれるわけでもなくあっけなく昨日購入したのがLenovo YOGA 500 (14型)。薄型で軽量という点でこのパソコンを選びました。
この新しいパソコンはとってもシンプルで使いやすく、なによりもいつもコンセントをつなぐときにイギリス用にプラグ変換器を使わなければならなかった手間がなくなりました。
でもこのピンクのVAIOにヨドバシカメラで出会い、「2011 LONDON」と刻印を入れようと決めたときのあのワクワク感を得ることはなく、きっとこれからもこの美しい日本製PCがわたしの手元にやってきたときのあの気持ちを感じることは一生ないような気がします。
わたしのロンドン生活5年間をささえてくれてありがとう。
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