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愛され続けて240年!83歳13代目が切り盛りする江戸時代創業の駄菓子屋さん【東京・雑司ヶ谷】

どうも! 珍スポの達人です。

今回ご紹介するのは、小さい頃おそらく
誰もがお世話になったであろう駄菓子屋さんです。
小銭を握りしめ、10円のガムと30円のビッグカツと……
なんて友達と買い物した人も多いのではないでしょうか。

東京・雑司ヶ谷の鬼子母神の境内にある「上川口屋」は、
なんと創業1781年(天明元年)!
240年以上も続く、国内最古の駄菓子屋さんです。
店を切り盛りするのは13代目、御年83歳のおばあちゃん。
とても気さくな方で、
「東京大空襲であたり一面が焼けたんだけど、鬼子母神に守られてここだけは助かったんだよ」と教えてくれました。
その戦火をくぐり抜けた建物は、おそらく150年ほど前に
作られたものだそうです。
ほかにも、防虫性に優れた桐の箱にお菓子を収納するなど、
昔ながらの知恵がふんだんにつまっています。
懐かしいお菓子も満載で、童心に帰れること間違いなし!

子供にとってのパラダイス
懐かしのソフトグライダー!

鬼子母神は参道も見どころがあって、出入り口付近に国の有形文化財に登録されている「砂金家(いさごけ)長屋」(別名:並木ハウスアネックス)があります。1932年に建てられた、和洋折衷なモダンな装いの建物です。
1階にはカフェや観光案内所が入っているので、中を見ることもできます。

鬼子母神の参道入り口
砂金家(いさごけ)長屋
疲れたらカフェで一休み

砂金家長屋の脇道を入って15mほどのところに、手塚治虫がトキワ壮の次に住んだ並木ハウスがあります。こちらも国の有形文化財に登録されていて、入居者以外立ち入り禁止となっています。手塚治虫はここに3年ほど住んでいて、時には藤子不二雄Aもアシスタントに来ていたそうです。

並木ハウス
登録有形文化財のプレート

このエリアは戦禍を免れた地域なので、戦前の香りが感じられ、ノスタルジックな雰囲気に包まれています。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

それでは、また次の珍スポットでお会いしましょう!

・訪問スポット:上川口屋 / 砂金家長屋 / 並木ハウス
・アクセス:東京メトロ副都心線雑司ヶ谷駅 徒歩約4分
・住所:東京都豊島区雑司が谷3-15-20 
雑司が谷三丁目32-4 / 雑司が谷三丁目32-1


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