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七夕に思う、顔を合わせることを大事に

(6年前、2016年8月のブログの再掲載です。そのときのタイトルは「フェイスブック『顔・本』より、顔の『本物』を」)

昨年(2016年)7月7日の七夕にフェイスブックを始めて1年と1か月。
ブログから発信の場を移した知り合いの投稿を見るためと、仕事で必要になったためでした。
1回目の投稿で「七夕にちなんで1年に1度投稿しようかな」と宣言した以上の頻度で投稿していますが、今でもブログとメールに軸足を置いています。

始めた頃に思ったのですが、
フェイスブックって、そのまま訳したら「顔・本」か、でも、やっぱり「本」より「本物」だよな、と。
時間を作って顔を合わせることを、もっと大事にしようと思い立ったのです。

きっかけは言葉のあやでしたが、その後、メールだけで済ましていたようなことを電話してみたり、会って話しに出かけたりと、ぼくの行動が少し変わりました。
それに、家に帰れば小さな顔、顔、顔が、泣いたり、笑ったり、怒ったり。
まだ、目が離せませんし、しっかり見ていたい。
そして1年後の七夕が過ぎました。

織姫と彦星が、もしネットやSNSの世の中に生きていたらどう思うでしょうか。いつでも連絡が取れると喜ぶかもしれませんが、
それでも、年に1度、天の川を渡って会いに行くことを心待ちにしているのではないでしょうか。

あるいは、こんなにいつもつながっていて、いったいいつ、心の中で気持ちを温める時間があるの?と問いかけられるかもしれません。
たまには星空を見上げて、デンジガラメのわが身を見つめ直したいと思います。


[今(6年後の2022年)振り返って]
当時は、まさか仕事や学校がリモートになるなんて想像できませんでした。顔を合わせないことがひとつの日常になるなんて。
一方で、コロナによる劇的な変化だったゆえ、顔を合わせることの大切さが、よりはっきりと認識されたといえるかもしれません。

最後の段落では、ネット、SNSへの疑問を投げかけていました。その疑問はなくならないものの、薄れてきているように感じます。
「デンジガラメ」って言葉、聞いたことありますか?電波でがんじがらめ、っていう意味合いで勝手に作ったのですが、全然広まりませんでした。
(広まるわけないか……。広めようともしてないし。でも、どこかでだれか同じように考えている人いるかなあ?とも思います。)

いま、さまざまなネットの中でも、noteはちょっと時間の流れが違っていて、書くのも読むのもゆったりできるところがいいなと思います。