ハナメガネの「17時だョ!定時退勤!!」

学びは職場の外にある!! ということで、私、ハナメガネが読んだ本や学んだ知識をアウトプ…

ハナメガネの「17時だョ!定時退勤!!」

学びは職場の外にある!! ということで、私、ハナメガネが読んだ本や学んだ知識をアウトプットしていくだけの雑多アカウントです。テーマは固定ではありません。興味のある情報もない情報もあると思いますが、何か皆様のアンテナがキャッチした記事があればぜひ読んでいってください。

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第1回:「つみたてNISA」で資産形成

2019年6月、金融庁が出した報告書「高齢社会における資産形成・管理」において、定年退職後、年金収入に頼った生活設計(平均的な収入:約20.9万円/月、平均的な支出:約26.4万円/月)だと毎月約5万円の赤字が出るという試算が発表されました。 「夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職の世帯では、毎月の不足額の平均は約5万円であり、まだ20〜30年の人生があるとすれば、不足額の総額は単純計算で1,300万円〜2,000万円になる。」出典:金融庁審議会 市場ワーキング・グル

    • 第15回:「iDeCo」を活用して老後に備えよう(後編)

      前回は「iDeCo」の税制優遇について、また「一時金」として一括で受取る際の考え方について学習し、私なりの出口戦略についてお話しました。ただし、この出口戦略の考え方は、本記事の最後でいとも簡単に覆ります(笑)。 前回の内容はコチラ↓↓↓↓↓ この後編では、前回お話しできなかった「年金受取り」について学んでいきたいと思います。 ①年金受取りの場合は「公的年金控除」が適用される 「iDeCo」の資産を年金として分割で受取る場合は「雑所得」(課税所得の区分の一つ)として取り

      • 第14回:「iDeCo」を活用して老後に備えよう(中編)

        前回は「iDeCo」について学ぶ前段階として、日本の年金制度の概要と現状について学び、今後ますます進展していく少子高齢化によって、私たち日本人を待ち受ける未来が、より厳しさを増していくことを確認しました。 前回の内容はコチラ↓↓↓↓↓ そこで登場したのが「iDeCo」です。前回は「iDeCo」の3つの税制優遇を紹介して終わりました。改めて確認しておくと、「iDeCo」の特徴は という3つの節税メリットです。 ①所得控除で節税しながらお金を増やせる「所得控除」というのは

        • 第13回:「iDeCo」を活用して老後に備えよう(前編)

          ①日本の年金制度の概要と現状 日本の年金制度は、上図のように3階建てになっています。1階部分が「国民年金」です。これは全員が加入しています。2階部分は「厚生年金」です。これは会社員や公務員が加入しています。 そして3階部分に当たるのが「確定拠出型年金」制度です。この3階部分が今回のテーマである「iDeCo」になるのですが、詳しい説明は後編に回したいと思います。 まず、この前編を通して、今の日本の年金制度の概要と現状について知ることから始めたいと思います。 1階部分の「

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        第1回:「つみたてNISA」で資産形成

          第12回:毎月投資に回す金額の考え方

          貯金と投資の割合はどのくらいにするのがいいのか? 投資を始めると、このような疑問を持つ人が多いと思います。 これは個人の価値観はもちろん、環境や人生におけるステージによっても大きく変わってくるものなので、一概にこれが正解と言いづらい部分があります。そこで、代表的な考え方を見ていきたいと思います。 ただし、「つみたてNISA」では毎月の投資上限額が33,333円に制限されていますし、「iDeCo」(個人型確定拠出年金)も以下のように職業ごとに毎月拠出できる掛金に上限がありま

          第12回:毎月投資に回す金額の考え方

          第11回:『ジェイソン流お金の増やし方』から学ぶ資産運用術【後編】

          前回は、厚切りジェイソン氏が「保守的で堅実な投資」すなわち「パッシブ運用」で資産形成を成功させてFIRE(Financial Independence, Retire Early)を達成したこと、そしてその成功のカギを握る3つの手順について確認しました。その手順は至ってシンプルで、 ①支出を見直して無駄を減らし、 ②生活費3ヶ月分だけを残してインデックスファンドにドルコスト平均法でコツコツと投資を行い、 ③買ったら待つ 前回の内容はコチラ↓↓↓↓↓ ①米国株への投資を勧

          第11回:『ジェイソン流お金の増やし方』から学ぶ資産運用術【後編】

          第10回:『ジェイソン流お金の増やし方』から学ぶ資産運用術【前編】

          「WHY JAPANESE PEOPLE!?」でおなじみの厚切りジェイソン氏。 お笑いタレントでありIT企業の取締役でもある彼は、投資信託を始めて約15年、2年前の2019年にFIRE(ファイア)を達成したといいます。 そのノウハウをまとめたのが『ジェイソン流お金の増やし方』(発売日:2021/11/12)という本です。 ①FIREとは何か?ちなみに、FIREというのは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字で、日本語に訳すと

          第10回:『ジェイソン流お金の増やし方』から学ぶ資産運用術【前編】

          第9回:楽天銀行をメインバンクにしよう!!

          12月29日、楽天銀行が楽天証券との連携優遇策のサービス引き下げを発表しました。 楽天証券との連携優遇策とは、楽天銀行口座を楽天証券の口座と連携させるサービス「マネーブリッジ」の設定をすると、普通預金金利を、預金残高に関係なく、一律に年0.1%に引き上げてくれるというものです。 メガバンクの普通預金金利は0.001%(定期預金でも0.002%という低さ)ですから、これはメガバンクの実に100倍という高金利です。 たとえば、メガバンクに100万円を1年間預けておいても、利

          第9回:楽天銀行をメインバンクにしよう!!

          第8回:「つみたてNISA」は資産配分がカギ!

          「つみたてNISA」についてある程度の知識はついてきたけれど、実際に始めるとなると、何をどのぐらい買えばいいのかという点で悩まれる方も多いと思います。 実際、資産運用の成績の90%は資産配分(ポートフォリオ)で決まると言われています。一般的な考え方では「どの商品を選ぶか」や「どのタイミングで買うか」が最も重要だと思われがちですが、それ以上に、 どの資産をどのくらいの配分でもつかの方が、損益に大きな影響を与えるということです。 つまり、ベースとなる資産配分さえしっかりしてい

          第8回:「つみたてNISA」は資産配分がカギ!

          第7回:「つみたてNISA」おすすめ銘柄

          今回は「つみたてNISA」のおすすめ銘柄をご紹介していきます。 ①「全世界株式」のおすすめ銘柄たった1本で全世界への株式投資を完結させられる「全世界株式」は資産運用の王道といえる資産配分です。これから投資をスタートする初心者の方は、この全世界株式の資産配分で始めるようにしてみてください。そんな全世界株式でおすすめの銘柄は「eMAXIS Slim 全世界株式オールカントリー」です。 投資家の間では親しみを込めて「オルカン」と呼ばれ、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of t

          第7回:「つみたてNISA」おすすめ銘柄

          第6回:「つみたてNISA」は純資産総額が右肩上がりの商品を選べ!

          初心者の方でも失敗しない「つみたてNISA」の銘柄選びのポイント第5弾。 前回の記事はコチラ↓↓↓↓↓ 今回は「純資産総額が右肩上がりの商品を選ぶ」です。 ①純資産総額とは何か?純資産総額とは、ひらたく言えばファンドの規模を表すもので、そこに組み入れられている株式や債券など資産の時価総額で決まります。基本的に純資産総額というのは投資家がファンドを購入すると増えていって、売却すると減ってしまうものなので、この純資産総額の推移を見れば、そのファンドにどれだけお金が集まってい

          第6回:「つみたてNISA」は純資産総額が右肩上がりの商品を選べ!

          第5回:「つみたてNISA」は信託報酬が安い商品を選べ!

          初心者の方でも失敗しない「つみたてNISA」の銘柄選びのポイント第4弾。 前回の記事はコチラ↓↓↓↓↓ 今回は「信託報酬が安い商品を選ぶ」です。 「信託報酬」というのは投資信託の運用や管理にかかる費用のことで、いわば手数料です。信託報酬が安いと、その分だけ将来のリターンを高めることができます。 信託報酬の相場は、アクティブファンドであれば多くが1%を超えます。一方でインデックスファンドであれば、最近は0.2%以下のものが増えています。リターンが同じで信託報酬だけが違う

          第5回:「つみたてNISA」は信託報酬が安い商品を選べ!

          第4回:「つみたてNISA」は全世界に分散投資する商品を選べ!

          初心者の方でも失敗しない「つみたてNISA」の銘柄選びのポイント第3弾。 前回の記事はコチラ↓↓↓↓↓ 今回は「全世界株型」と呼ばれる「全世界に分散投資する商品を選ぶ」です。 ①「全世界株型」とは何か?「全世界株型」というのは、世界全体の株式の値動きを示す指数(インデックス)に連動する商品です。 つまり、全世界株型の投資信託を1本買えば、世界中の株に分散投資をしたのと同じ効果を得られることになります。 指数を提供している会社は2つあって、1つ目がMSCI(Morga

          第4回:「つみたてNISA」は全世界に分散投資する商品を選べ!

          第3回:「つみたてNISA」は株式100%型の商品を選べ!

          初心者の方でも失敗しない「つみたてNISA」の銘柄選びのポイント第2弾。 前回の記事はコチラ↓↓↓↓↓ 今回は「株式100%型の商品を選ぶ」です。その理由は、株式が「つみたてNISA」の税制優遇を最も生かせるからです。 ①「株式100%型」と「複合資産型」「つみたてNISA」では、金融庁が指定する約200本の投資信託商品(銘柄)の中から投資先を選びます。 その商品は、大別すると「株式100%型」と「複合資産型」の2つのタイプがあります。「株式100%型」とは、その名の

          第3回:「つみたてNISA」は株式100%型の商品を選べ!

          第2回:「つみたてNISA」はインデックスファンドを選べ!

          初心者の方でも失敗しない「つみたてNISA」の銘柄選びのポイントを解説していきます。 まず一つ目のポイントは、題名にもある通り、インデックスファンドを選ぶということです。その理由について詳しく解説していきます。 ①パッシブ運用とアクティブ運用インデックスファンドとは何かを説明する前に押さえておいてほしいことがあります。それは、投資信託の運用方法にはパッシブ運用とアクティブ運用の2種類があるということです。 パッシブ運用(passive=受け身)とは、「株価指数」に連動し

          第2回:「つみたてNISA」はインデックスファンドを選べ!

          【マネリテ戦略(0)】ふるさと納税を有効に活用しよう

          ふるさと納税って何?2008年にスタートした「ふるさと納税」は、都道府県や市区町村に寄付することで、税金の控除(一定の金額を差し引くこと)が受けられる制度です。 設計当初の目的は、進学や就職などで生まれ故郷から移転した人が、故郷(ふるさと)の税収に貢献できるようにするというのが名目でした。 しかし、実際には、生まれ故郷でなくとも全国どこでも自由に寄付でき、さらに複数の寄付先を選ぶことも可能であるため、返礼品の魅力によって寄付先を決める人が大半です。 ふるさと納税のメリッ

          【マネリテ戦略(0)】ふるさと納税を有効に活用しよう