見出し画像

雨穴さんの『変な家』『変な絵』がおもしろい【読書】

こんにちは、ちなです。

今回は、最近読んだ本の話です。

雨穴(うけつ)さんの、

変な家
変な家2
変な絵

3冊一気読みでした!

YouTubeでは見ていて知っていましたが、小説を後回しにしていて、3月に映画化されるんだな〜ふ〜〜〜ん。てことで読みました。

ふ〜〜〜〜〜ん

・・・

・・

おもしろい!

・「間取り図ミステリ」という新しさ
・複数のストーリーが最後1本に繋がる爽快さ
・読みやすい
・不快じゃない怖さ
・怖すぎない怖さ

ミステリというと「わかりづらさ」「敷居の高さ」を感じる人がいるかもしれません。

それがミステリの醍醐味でもあるんですが、脳のリソース使って後半には「あれ?どれが伏線だっけ?」ってことも(老化)。

じゃじゃーん!
ここであの時のフラグ回収したよ!
びっくりしたでしょ?

って感じで言われても、フラグそのものを忘却しているという…。

それが今回はなく。

作者がWebライターであることやYouTubeで発信されていることとかも関係しているのですかね。

久しぶりに読書のたのしさを思い出しました。

他に最近読んだミステリを3つ紹介。

①夕木春央「方舟」

大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。
翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。
そんな矢先に殺人が起こった。
だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。
タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。

(犯人へのミスリード・・・ラストの衝撃展開。これは絶望・・・)

②浅倉 秋成「六人の嘘つきな大学生」

成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。

■染井 為人さんの「正体」

埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した! 東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足に喘ぐグループホーム……。様々な場所で潜伏生活を送りながら捜査の手を逃れ、必死に逃亡を続ける彼の目的は? その逃避行の日々とは? 映像化で話題沸騰の注目作!

ホラー小説だと「近畿地方のある場所について」がめちゃくちゃ怖かった…。

ホラー系読み慣れてる猛者?の方々は平気かもですがそもそも耐性ないのと事前知識ない状態で読んだので、だいぶ怖かったですね。後半はほとんど読めてないです。

ということで今回は、最近読んだ本の話でした。

普段と違う頭部分を使うことで、語彙や思考力もこねこねされます。

ビジネスやノウハウのあいまにいろいろ読んでるので、またおもしろいのあったら紹介します。

普段は在宅ワークやフリーランスについて情報発信しています。

=====================
X:@writer_china
LINE:友だち追加
note:トップページ
=====================

ではでは。

この記事が参加している募集

読書感想文

いただいたサポートはおやつ代として使わせていただきます。 または、大好きなコーヒーの購入に充てさせていただきます!😺