【私の仕事観】全員にオススメの働き方が存在しない理由

こんにちは、ちなです。

今回は「全員にオススメの働き方なんて存在しない理由」というテーマでお話します。

働き方はそれぞれ一長一短で、「その人に合った働き方がベスト」だと考えているからです。

■クリスマスケーキから布団敷きまで

フリーランスになる前は、会社勤めをしていました。

会社勤めといっても一社を長く続けられたわけではなく、転職に転職を重ねていました。

キャリアアップや成長のためではなく「居心地が悪い」「人間関係が苦しい」「もっと良い職場がある」などの消極的な理由でした。

いずれにしても、さまざまな雇用形態で働いた経験を持つことができました。正社員、契約、パート、日雇いバイトまで。雇用形態ではありませんが、ニートや失業保険生活もありました。

ちなみに日雇いバイトでは、クリスマスケーキにイチゴや栗をのせたり、ペットボトルにキャンペーン用グッズをつけたりしていました。

学生時代まで含めると、家電量販店の入口でチラシ配布したり、テーマパークでチケットをもぎったり、ホテルの布団敷きのお仕事もありました。

布団敷きの仕事は、あまり聞いたことがないかもしれませんね。宿泊客が食事に出かけている間に、寝床をセットするのです。美味しいお食事を終えて部屋に変えると布団が敷かれてる、アレです。

報酬単価は50円です。敷布団並べる→シーツかける→かけ布団かける→枕セット。ここまでがワンセット。これを10セットで500円。50セットで2,500円です。シーツの皺を引っ張って伸ばしたりするので、2人1組で行います。宿泊客が部屋を出たかどうかは、トランシーバーでやり取りします。部屋があいたら「GO！」です。

施設でフロントの受付バイトをしていた時に「お小遣い稼ぎにどう？」って感じで声をかけていただいたもので、まだ体力のある学生にとっては嬉しい日払い収入でした。

■仕事遍歴を振り返ってあらためて感想

とまあ、そんな感じでいろんな働き方をしましたが、万人にとって絶対いい仕事ってものは、ないんですよね。

例えば即金が必要な人は、悠長にスキルをつけている時間はありません。時間や労働力を切り売りして、日雇いバイトなど確実に報酬を得られる仕事が必要でしょう。

ただ、ある程度の水準に達したら、切り売りバイトからは少しずつシフトした方が良いです。切り売りのもととなる時間や体力は有限で、年を重ねると衰えていくものだからです。さらに言うと情熱やメンタル的な部分も衰えます。体とメンタルは密接に関連しているからです。

逆に「これは絶対ダメ」ってことも、法律違反とか誰かを傷つけるとか非道徳的な場合を除いて、無いと考えています。

さっきの例で言うと、日雇いだからダメ、短期収入だからダメ、ってことはないです。今すぐお金が必要な人にとっては、それは必要な働き方です。ただ、長く続けることは難しい。心身ともに辛くなってくることは、認識しておきたいです。あと、切羽詰まった様子を出していると「格好の餌食」にされやすいことも、認識しておきたいです。

■全員がフリーランスを目指す必要はありません

私は現在フリーランスという働き方ですが、かと言って「絶対フリーランスがいいよ！」とか「今すぐ独立おすすめ！」などの主張はあまりしません。

会社員でフリーランス志望の方から相談を受けた時も「今の会社がよほど苦痛でなければせいぜい副業でいいと思います」とお答えするケースもあるくらいです。

面倒だからそう答えるのではなく、本当にそう思うからそう答えます。

そしておそらくですが、現役フリーランスの私にそう聞いてくる会社員の方というのは、どこかでその答えを期待していたのではないかと感じることも多々あります。

私が「会社をわざわざ辞めるまでしなくていい」と、そう答えた時に「やっぱり、そうですよね！」といった確信に満ちた安堵の表情を見た時、そのように思います。

アドバイスを求める人は、正解を求めているわけではありません。すでに自分の中に、自分の価値観に沿った「仮の正解」があって、補強する意見を求めているのです。さらに、この人から補強してもらえたら絶対だぞ、っていう相手を求めているのです。

■今のままでいいとは言っていない

ただ「自分に合った働き方を選ぶ努力はした方が良い」とはお伝えしたいです。

結局のところ幸せな人生って「自分に合った働き方をできたかどうか」でほぼ決まるように思います。

もうちょっと詳細に言うと「自分の価値観に合っており、かつ自分が納得いくやり方で、より多くの人に価値提供して、その人達の生活や人生を少しでもよくできたか」で決まる、と。これは私の考えなので、いろんな考え方があると思いますが、私は最近そのように考えています。

■まとめ：私の仕事観

誰かの成功談をそのままなぞるのではなく、誰かの成功談を「自分に置き換えてみると？」と考えた上で、自分に合った働き方を自分で選んでいくことが大事！

以上、働き方や稼ぎ方について私の考えていること、根本をお伝えいたしました。

この考え方もまた変わっていくかもしれません。自分がこれから会う人、体験すること、その時に抱いた感情などによって形を変えていくでしょう。

いつか振り返った時に「この時はこうだったのか」って思うことがあるのも楽しいかなと思って、書き留めてみました！

以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました

【在宅ワーク】副業・フリーランスの仕事術やマインド。｜ちな｜note

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