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わたしは書く人が好き。

「ちょっと記事書いてみたんですけど・・・見てもらえませんか?」

仕事先でふと、声をかけられました。
そこには、私より少しだけ年上の女性が、申し訳なさそうに立っていました。私は一瞬、びっくりしました。

私はその方とそれまであまり話したことがなく、お互いちょっと距離があるような気がしていました。それなのに私を選んで話しかけてくれたんだ!と思って、驚いたのです。

事情を聞いてみると、

ある商品を記事から売りたいけれど、なかなか売れない。今までは協力会社に書いてもらっていたけれど、仕方ないので自分で書こうとした。でも上司からまったくGOが出ない。だから誰かに相談しようと思った。

こんな流れでした。

「はい、もちろんです!」

さっそく記事を見せてもらいました。そして改善したほうがよいだろう点を、具体的にメールさせてもらいました。
後日、記事は大幅にブラッシュアップされ、ぶじ上司の承認が出たとのこと。それを聞いて、私もホッとしました。

私がこの一連のやりとりの中で思ったのは、「私なら同じことをできたかな?」ということでした。

今まで30数年間、そんなに書いたことのなかった人が、自分で書いてみて。
書き方がわからなくて、壁にぶつかって。
自分よりも年下の、話したことの少ない人に相談に行き。
その年下のアドバイス通りに文章を仕上げる。

ちょっと想像しただけでも、けっこうな勇気が必要です。

「書く」ことを、たとえば「エクセルで分析」とかに置き換えてみると、私にとってもなかなかハードルが高いものだなと思います。

それでもその方は、「書くことを協力会社に任せる」ではなく、「自分で書く」ことを選んだ。書かない選択肢もあった中で、自分で書くことを決めた。

それって、すごいなと思いました。
あまり話したことのなかった人だったけれど、ちょっとした尊敬の気持ちがわきあがりました。


私はふだん、noteで文章を書く人を見ていても、同じことを思います。

noteで書く人は私も含めて、趣味として書く人がほとんどだと思います。
書いてもいいけど、書かなくてもいい。なのに「書く」ことを選択しているその時点で、すごい。

書くのって、恥ずかしいじゃないですか。
丸裸をさらすようにして書いても、
リアクションがなかったら。
傷つく人がいたら。
友人知人に変な人だと思われたら…

もう考えればキリがないほど、書くことはなかなかハードルが高いものだと思います。

書かずに、人の書いたものを読んで、あれこれ言うことだって、できるんですよ。それでも書く人は、何かを生み出すことに挑戦している。ゼロからイチをつくってる。

だから私は書いた時点で、その人に拍手を贈りたい気持ちになります。


noteで毎日文章を書くようになって、私はますます、書いている人、発信している人へ尊敬の気持ちを持つようになりました。

リスクを背負ってでも、人に伝えたいことがある人は、かっこいい。
私は、書く人が好きだなあ。

そんなことに最近は気がつきました。

・・・って、書いていない人が嫌いってわけじゃないです(笑)
家族の中でも、書いているのは私だけだし。大好きな友達も、書いていない人のほうがほとんどだし。
読んでくれる人も、私は大好きです。


いつも読んでくれてありがとうございます。
楽しい火曜日になりますように。
今夜は焼肉の予定なので楽しみです。

小森谷 友美
noteで書ききれない話はTwitterで

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