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私が早起きしたら、家族全員が早起きになった。

この2ヶ月ちょっと、私の生活はがらっと変わりました。

まず、禁酒をして。すると、よく眠れるようになって。そうしたら8時頃子どもに起こされてやっと起きていた私が、朝5時前に起きるようになりました。

その変化は、家族にまで波及しています。

まず夫も毎日お酒を飲むことに疑問を感じだし、ふだん飲んでいたビールを、ノンアルコールビールや炭酸水に変えました。すると自然と、よく眠れるようになったとか。日中の仕事もはかどるし、「飲むのやめてよかった〜」が夕食時の口ぐせのようになっています。

そして子どもたちまで変化があったのは、早起きの習慣です。

以前はなかなか起きない私といっしょに、8時前頃、やっと起きていた子どもたち。起きない私をベッドの横で、ぺちぺち叩きながら、さぞ退屈な朝のスタートだったでしょう。

それが今や、彼らが朝にちょっと寝返りをしても、隣にいるはずの母(私)の感触がないのです。はっとして目を開けると、母はベッドにいない。そのかわり隣の部屋から聞こえてくるのは、カタカタというパソコンの音・・・

早起きしてnoteを書く私につられて、子どもたちは自然と、朝6時台に起きるようになりました。

もっと赤ちゃんだったら、起きてきたときにお世話が必要でしたが、今や彼らも4歳と2歳。長男は起きて自分でトイレに行き、おもちゃ箱からプラレールやブロックをだし、私が書く間はひとりで静かに遊んでくれています。
2歳の次男は、大好きなパパと絵本をよんだり、じゃれあっています。

私がひと段落したら、息子たちと一緒に遊んだり、いっしょに朝食をつくったり。0歳から保育園に預けていたので、息子との時間が少ないことに、いつも罪悪感がありました。夜は夜で、寝かしつけまでの時間の戦いと化しているし。

でもこの朝の時間があると、私もゆっくりと息子に向き合えているような気がします。いっしょに遊んでいるおかげか、クレヨンの使い方や、工作の仕方も、この2ヶ月でずいぶん上達しました。

先週末も、「朝4時に起きてカブトムシをとりにいこう」ということに。

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まだ暗さの残る公園の林のなかを、カブトムシのいる木を探して歩きまわります。去年の夏はたしか、前の晩のお酒が残る状態でカブトムシ探しをしたので、心身とてもハードでした(笑)
でも今回は早起きに慣れた私たち、すいすいと身軽です。

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残念ながらカブトムシには出会えなかったけれど、小さなクワガタを2匹つかまえることができました。パパ、でかした!子どもたちは「ぼくがつかまえたんだよ」と言い合いをしながらも、ひとり1匹ずつ、虫かごに入れだいじに持って帰りました。

帰り道は、採ったクワガタにほくほくしながら、近所のカフェでパンケーキを食べて。それでもまだ7時。人が少なくて、すっきりと優雅な気分でした。

家族とのゆっくりとした時間がとれる。
自分のやりたいことに時間が使える。
そしてクワガタという副産物もあって!?

「早起きは三文の徳」というけど、子育てファミリーには三文どころか、十文くらいあるんじゃないの!?と、先人の名言に深く納得できた私なのでした。

よく「家族に変わってほしい」と思うことがありますが、まずは自分で変わって背中を見せていくのもいいのかもと、この経験で思えました。

アルコール大好き人間の夫が禁酒しているのは奇跡だし、遅寝遅起き家族が4人全員早起きするようになったのは、もっと奇跡。

母である私の行動というのは、こんなにも家族に影響するものなのだなぁと思いました。朝やりたいことができると、自然とごきげんに、ニコニコできるような気もします。勇気を出して変えてみてよかった。

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今朝もクワガタのお世話からスタートする息子たち。さあこれから一緒に朝食をつくろうと思います。

今日をがんばれば、あとはお休みの方も多いのでしょうか。
暑さに負けない1日になりますように。

小森谷 友美
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