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中国臨床

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#中国

InferVision(推想医療)のAIソリューション、NMPAが三類医療機器として承認

InferVision(推想医療)のAIソリューション、NMPAが三類医療機器として承認

中国Infer Vision(推想医療)の冠状動脈造影画像血管狭窄補助評価ソフトウェアが正式に中国の国家薬品監督管理局( NMPAと略)に三類医療機器として承認された。
同社は冠状動脈AIソフトウェアが承認されることで、胸、脳、心の三大診療領域において同時にNMPAに承認された三類医療機器のAI医療機器ハイテック企業である。
引用元:https://www.vbdata.cn/151892363

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中国の自社開発塩基編集ツールが海外初の特許ライセンスを取得

中国の自社開発塩基編集ツールが海外初の特許ライセンスを取得

現地時間2022年7月12日に中国正序生物科学創業チームが構築した変形型塩基編集システムtBE(transformer Base Editor)の特許ライセンスが正式にアメリカの特許商標局(USPTO)に付与され、中国で初の海外特許ライセンスを獲得した自社開発塩基編集ツールとなった。
正序生物は上海科技大学からtBEのグローバル独占ライセンスを獲得し、塩基編集のベースプラットフォームを有するバイオ

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賀普薬業が数千万元PreシリーズB資金調達、 B型C型肝炎新薬の臨床開発を推進

賀普薬業が数千万元PreシリーズB資金調達、 B型C型肝炎新薬の臨床開発を推進

中国上海賀普薬業株式有限会社(以下、“賀普薬業”と略)がPreシリーズB資金調達を受けたと発表した。今回は上海張科領弋基金が独自に出資し、これまで賀普薬業が累計1億元超の資金調達に成功した。
同社は長年にウィルス性肝炎新薬領域の研究開発に注力しており、同社が開発したB 型とC 型ウィルスの阻害新薬hepalatideが現在臨床II相試験段階に突入した。賀普薬業株式と吉利德が現在グローバルにおいて唯

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グローバル先端智能穿刺医療ロボット、伏義九針が3000万元シリーズPre-A資金調達

グローバル先端智能穿刺医療ロボット、伏義九針が3000万元シリーズPre-A資金調達

スマート穿刺医療ロボットシステムのプロバイダーの中国伏羲九針智能科技(北京)有限会社(以下、“伏羲九針”と略)が先日3000万元シリーズPre-Aの資金調達を受けたと発表した。同社は麻酔穿刺ロボット、腫瘍アブレーション穿刺ロボット、東洋医学針灸ロボットなどの複数製品ラインの開発の加速化を図るため、今回の調達資金は主にFUXI智能輸液ロボットの臨床試験、製品登録、上市に向けたマーケティング、チーム拡

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中国高通医療の低温プラズマシステムが1万軒以上の病院に導入

中国高通医療の低温プラズマシステムが1万軒以上の病院に導入

外科手術の臨床現場では切断、分離、止血などの一般操作に金属製メスから高周波電気メス、プラズマカッターなどの外科手術機器に発展してきた。

近年プラズマメスが整形外科と運動医学の臨床現場において不可欠な存在となっている。プラズマメスは気化とアブレーション速度が速く、エネルギーが集中しやすく、小範囲で作用できるため、手術時間と回復の時間短縮に寄与する。また低温プラズマメスはアブレーション、止血、切断な

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領博生物:人工血管を切り口に、再生医療プラットフォームを構築

領博生物:人工血管を切り口に、再生医療プラットフォームを構築

6月17日に中国医師協会血管外科医師分会第四回学術年会において、アジア血管学術連盟血液透析アクセス青年連盟理事長の傅医師が「PULSSIBLE™生物人工血管動物実験状況の紹介」のレクチャーをされた。
2022年3月に南開大学の孔德領教授と王愷準教授が「Science Advances」で発表した人工血管に関する研究論文の結論においてポリマーファイバ増強骨格の人工血管の良好な通行性と再生性が動物実験

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