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ビルメンテナンス(1)              ダウンライト不点灯

心筋梗塞がひどくなり海外から戻り、楽な仕事をしようと思い、 
ビルメンテナンス会社に入社しようと思い、資格を取りまくりました。 
電気関係は大学時代から海外時代にとり、消防設備士を持っていると 
防火対象物点検資格者がとれ、これがあると 
消防関係の取れる資格が増えるという事で、消防関係もとりまくりました。
 
当時持っていた資格は、 
第三種電気主任技術者、第一種電気工事士、昇降機点検資格者、 
2級電気工事施工管理技士、消防設備士 甲種4類、 
防火対象物点検資格者、自衛消防技術認定証、上級救命技能認定証、 
防火管理者、防災センター要員講習終了証、
特別管理産業廃棄物管理責任者です。

特別管理産業廃棄物管理責任者はちょっと特殊な資格で、
PCBなどの保管をしていないと、取得できません。

色々、資格を持っていることと、心臓が悪くてハードな仕事は
出来ませんと言っていたのですが、海外経験と仕事のノウハウや
資格がしっかりしていることで、
社長に認められ、課長で入社しました。

某ラジオ局の防災センターの課長として仕事をしていました。
収録スタジオ隣の編集室のダウンライトが不点灯なので、
収録の合間、1時間で交換できないかといことで、
パーツをすぐさま手配して、交換をしました。

ピンタイプの電球のため、おそらく、ピンホルダーが劣化していると
考えられます。
基本は電源を切るのですが、2線式の配線で、スイッチを切れば
電源が切れるので、その系統のスイッチだけを切って作業しました。
きちんと無電圧であることも確認しています。

取り外したダウンライトのピンホルダーを取り外し

上側が旧ピンホルダー、切り離します。
下側が新ピンホルダー。

ピンホルダーの確認をして、取り付け

組み立て後

交換、点灯を確認

なぜ、このこの様な写真があるのかは、
このような作業をした場合、顧客向けに写真報告を提出していたからです。

このような写真報告書を残しておけば、初めてこの作業をする人の
マニュアルとしても使えるからです。
教育訓練の資料にもなります。

自分は管理者時代、ともかく無駄な作業はしたくなかったので、
詳細な写真報告書を残せば、それがマニュアルとして使え
わざわざ、マニュアルを作る量が減ります。

先輩や上司から言われて習得した管理者の技術、
「無駄な作業はするな、出来ることは転用せよ!」
「金をかける事だけが能力じゃない。金をかけない方法を考えろ!」

何年目かの部下にはこの様な写真報告書も作らせます。
そうすると、マニュアルなども作れるようになります。

小さなことですが、このような積み重ねが、企業を良くします。


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