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2017年4月1日 中国の外国人ABC分類始まる

旧「外国専家来華工作許可証」および「外国人就業許可証書」が「外国人工作許可通知」に統一され、旧「外国専家証」および「外国人就業証」が「外国人工作許可証」に統一されます。

これに伴い、中国国内の企業が招聘する外国人のために、「外国人工作許可通知」を申請する必要があり、「外国人工作許可通知」取得後に、当該外国人が就労ビザを申請して入国し、入国後に「外国人工作許可証」を申請し、かつ、居留手続きをすることになります。

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試行時の基準では中国で働いている外国人の職人は中国にいらないと言っているのに等しいかったが、蓋を開けてみると、中国人の職人はいないので、日本人の職人に頼るしかないと言う現実で、緩和したと言う情けなさ。 

プーさんは、「中国製造2025」を掲げて、2025年までに製造強国へ仲間入りを果たすと言いましたが、2021年現在、中国製のマシニングセンタはまだまだ日本製には追い付いていません。 単品では良いものもありますが、量産は出来てはいません。 SMT(Surface Mounted Technology)についても、やっと、装置を作り始めたばかりで、実績がありません。

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写真は、Ascentek技鼎机电 上海 有限公司製のSMTです。 

たとえば、中国高速鉄道や新幹線に使われる緩まないボルトは、ハードロックナット工業と言う日本製です。 

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理屈はわかっても、高精度の加工が出来ないのと、量産が出来ないので、中国の高速鉄道でも、まだ、日本製を使っています。 最近やっと、中国でも似たような製品を作るようになりましたが、金属の質の問題で、いまだに、完全に中国製にはなっていません。

中国脅威論もありますが、本当の意味での製造強国になるには、後、10年は必要と思います。 


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