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伝説のサラーリーマン           「宮本亜希子」と言う生き方(2)

2024年1月2日 9:00 から 
「義母と娘のブルース FINAL2024年謹賀新年スペシャル」が 
放映されました。 
今回は結婚式がメインと言いながらも、就職活動における 
サラリーマンの技術をぶっこんできました。 
前回で終わらせようと思いましたが書きたいことが多すぎて、 
第二弾になってしまいました。 
もう少し、お付き合いしてください。  

面接、当日、面接先のトイレで時計を気にするみゆき
亜希子さんの顔が浮かんでくる
「いいですか? みゆき。 
相手の身になって考えてみてください。
面接官は朝からずーと学生の訪問を受けているわけです。
同じようなやり取りを何度も何度も繰り返し、
そして各々おのおのの人生をぶつけられているのです。
生い立ち話の千本ノックです!」
「はぁ、面接官もたいへんだぁ。」
「そこで、その面接官を『おぉ!』と思わせるには
何が必要かと思いますか?」

時計を眺めていたみゆき
「よし! 五分前!」と行動に移る。
そして満面の笑みで、
「申し訳ありません、ぎりぎりになってしまって」
面接官が異常に気付き
「あなた、靴?」
「あ! 忘れていた! すいません。 失礼します。」と、言いながら
カバンから靴を出し履きだすみゆきに面接官が
「忘れるもんですか? 靴って?」
それにこたえるようにみゆき
「午前中のバイト先でお体の悪い方から、
お家までのお届けの注文が急に入ってしまいまして、」
ここから、亜希子さんとの虎の穴での回顧。
「いいですか、みゆき。
大切なことはすでにエントリーシートに書かれているのです。
突き詰めれば改めて話す必要などは無いのですが、
いわば面接は授業、エントリーシートは教科書、
教科書をそのまま確認するような授業をみゆきはどう思いますか?」
「眠い。」
「では、相手を眠らせないためには何が必要だと思いますか?」
「あ! 相手から質問させる、とか。」
「正解です。」
ここで面接に戻り
「それって、ここに書いて、あるパン屋さんの移動販売ですか?」
キラリン!
「実は私の母が元はキャリアウーマンでして、
その母がつぶれそうなパン屋を、あれこれ立て直すを見ているうちに、
わたしも自然とビジネスに興味を持って、」
亜希子さんの顔と共に
「その時、内容と共に印象付けたいのは、
この子とは仲間に慣れそうな親しみ感。」
面接官、
「お母さんの背中を見てですか?」
「確か、大学でもビジネスの研究サークルに。」
みゆき
「はい。」
亜希子さんの姿
「そして、秘められた確かな実力。」
面接官に向かい
「そのサークルでマーケティングを行ったところ、
高齢者や子育て世代など、いわゆる買い物難民による
潜在的ニーズがあることを確信しました。
毎回、同じスタッフが巡回することで、
見守りサービスにもなり、社会的な貢献にも
つながってると思います。」
面接官は
「けど、それってちゃんと利益が出ているの? 
結構、ボランティアな印象を受けるけど?」
亜希子さんが手を振り上げつつ
「そして、最後はビジネス性!」
みゆきのアップ
「ビジネスである以上、役に立ちつつ、
しっかり利益も上げていかないと、
採算の取れないビジネスをして良いのは、『国だけ。』だと、
私は思っています。」
面接官、
「宮本さん、言うねぇ。」
みゆきがテレ笑いながら、
「そうですかぁ~。」

面接当日の、この場面に、
いくつのコミュニケーションスキルがぶっこんであるか、わかりますか?

新人サラリーマンなら新人らしく、2~3個でしょう。
ベテランで管理職を任されているサラリーマンなら、
7~8個は見つけられると思います。
例えば、
相手の身になって考える
「ストーリを決めて話す」
「ストーリーは何本か用意する」
「ストーリーには落としどこを盛り込む」
「情報を操作して、相手に興味を持ってもらう」
相手から質問されやすい会話のもって行き方」
「親の背中を見て、先輩、上司の所作から、仕事に興味を持った」
「実際のマーケティングなどの過程や実績」
「ビジネスに対する積極性」
「儲けてなんぼのビジネスの基本
どうです?
まだまだ、探せばあると思いますが、これぐらいはさらさらと出てきます。
私のような管理者でも、
これぐらいのコミュニケーションスキルは持っています。
これらの事柄をまじめに学べば、
多くの新人サラリーマンは良くなっていくでしょう。
伝説のサラリーマン「宮本亜希子」さんに学んで
伝説のサラリーマンを目指しましょう。

最終面接の日、ロビーで待つ亜希子さんとみゆき
亜希子
「遊園地の半券は持ちましたか?」
みゆき
「持った。
今日は昔ここに行ったことを話すつもり。」
亜希子
「亡くなった父親と一緒に行った場所が御社の施設、
その場を守っていきたいと言うのは、非常に強いと思います。」
みゆき
「最終面接は人情、だよね。」
亜希子
「はい。」
みゆき
「では、行ってまいります。」

ここから麦田とのバタバタ劇が始まります。
最終面接で、面接官が遊園地の半券を眺める
みゆき
「実の所、私が御社の経営するアミューズメント施設を訪ねたのは
一度しかありません。
しかし、それは私にとって非常に深い思い出となり~」
それを遮るように、麦田が転がり込む。
亜希子が麦田の首根っこを押さえて無理やりお辞儀させいる間に
真ん中に座っている役員に「ピン」ときた亜希子。
役員
「あぁ! あなた前にがっちりマンデーに出ていませんでしたか?」
麦田
「そうだよ、あれだぅてみゆきが移動販売頑張ってくれたからで、
うちのアイデア全部、全部、コツなんだよ。
麦田が世界に行くにはお前らの力が必要なんだよ!」
みゆき
「おかーさん?」
役員
「みやもとさん、少し良しいですか?」

みゆきとヒロキが自転車を押しながら
みゆき
「バイト先の店長さんが乗り込んでまで、取り戻したい人なんて
初めてです。 是非。」

内定が決まり、良一に報告する亜希子
みんなが三々五々集まる中、
突然のヒロキからのみゆきへのプロポーズ!
そして、初めてテロップ。

言い返せない亜希子。

自転車事故なども起き、自宅で
亜希子
「明日の午前中時間はありますか?」
みゆき
「あるけど?」
亜希子
「一緒に行きたいところがあるんです。」
翌日、亜希子とみゆきが並んで土下座をしながら、
声もぴったりそろい
「この度は、申し訳けございませんでした。」
役員
「まぁ、仕方ないんですね、そう言うご事情なら。」
亜希子
「それもこれもすべて、わたくしの監督不行き届きにございます。
このようなことでお詫びできるとは思いませんが、
こちらわたくしの履歴書にございます。」
役員
「えっ? おかーさんが?」
亜希子
「昔取った杵柄にございますが、わたくしビジネスに多少の心得もあり、
よろしい新人が見つからな場合、わたくしがこちらで無償でお手伝いを」
役員
「いいです。 いいです。 
その代わり、絶対にシアワセになってくださいね。
うちを蹴って行くんですから。」
亜希子、みゆき
「申し訳ございませんでした。」

自分も色々なことがあったサラリーマン人生ですが、
頭を丸めて土下座したのは一回だけです。
伝説のサリーマン亜希子さんの様に、部下のために、
一緒に土下座が出来る上司を目指しましたが、
さすがに、その様な状況になることは無く、
サラリーマン人生は終わってしまいました。
思い出話を少し、当時、自分は入社3年目ぐらいで、
やっと小さな仕事を任される様になり、英文スペックを自分で読み込み
顧客と情報共有をしながら資材の発注、レイバーの選定など、
着工前の日常業務を行っていました。
何か会社内がざわついていて、信頼している上司が、机の横に来て、
悪いが何も言わずに頭を丸めて、土下座してくれ。」と言われ、
これは大きなトラブルらしいと思い、二つ返事でOKを出して、
床屋へ行き、丸刈りにしてきて、本部長と上司と三人で、
顧客の本社部長の所へ。
行くときに、上司に言われたのが、自分と同期の人間が、
顧客と資材発注でトラブり、
顧客の本社部長が握ったこぶしの落とし場所ところが決まらずに、
怒っているという事、今後はお前がその担当を引き受けるにあたり、
誠意を見せる必要があるという事。
顧客の本社部長の部屋に入るなり、上司と二人で、机の前に土下座して、
前任者の不備をお詫びして、今後は同様なことが無いように、
ひたすらお願いをしました。
時間にして、5分ぐらいだと思いますが、本人はもっと長く感じました。
後から聞いた話によると、
同僚はスペック内の一部にタイ語で書かれている部分があり、
スペックの前文で英語を中心に解釈すると書いてあったので、
英文の物品を顧客名義で発注してしまったのですが、
そこは国家規格上、譲れない部品でした。
まぁ、そこでも顧客に確認すればよかったのですが、
それもしないし、顧客からの指摘にもふてくされる、
当社の上司や部長から謝罪に行こうと言っても、
自分は悪くないの一点張り。
しまいにはやめると辞表を提出して出勤すらしません。
このような時に、先輩や上司が
鏡に映った顔を見たか?と問いかけがあり、
そしてその問いかけの意味を知り、自己分析ができれば、
同僚は伝説のサラリーマンになれたかもしれません。

この土下座で、約5億円のペナルティーが1千万円で収まり、
部長からは、「一年分の利益を出したな。」と褒められました。
ただ、謝った面白可笑しい話ではなく、
それによりどれだけのお金が利益なったのか?
きちんと部下にも伝えるのが良い先輩や上司です。

まぁ、このようなビジネススキルが沢山ドラマに散りばめられており、
とても勉強になるドラマです。

あぁ、また終わらなくなってしまいました。

もう少し続きますがよろしくお願いいたします。












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