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我が家流の新しい保育園への馴染ませ方

ハグカムは3月決算。
2021年4月より第7期に入りました。

起業したときには想像もしなかった。
いや、続けることは覚悟してたのですが、第7期がどんな世界なのかまったく分からなかった、が正しいかな。

ハグカムの次のステージに向けて、先々の仕込みだけでなく、土台から見直してます。
さらに、期末期初であったり、積極採用であったり、とにかく毎日刺激的。言葉ひとつひとつに気を遣いながら、この小さな変化の積み重ねが将来に繋がっていると思うとワクワクします。
もっといい会社にしたい、もっといい事業にしたい。

そんななか、3歳の娘と0歳の息子は2人とも家から一番近くの認可保育園に通り、 4月から新しい保育園へ。

仕事のあれこれと、入園準備や慣らし保育が見事に重なりましたよ。スケジュールはぎゅうぎゅうですw

「慣らし保育って何?」という方に補足をすると、初めて通いはじめる保育園に慣れるため、子供の精神的な負担を軽減するために1週間程度かけて数時間ずつ増やしていくものです。
既に保育園に通っていたとしても新しい園に行くときにはだいたい通る道です。

たしかに、0歳の息子はやむを得ず泣くとしても、3歳の娘は既に感受性豊かなのでどうやって早めに馴染んでくれるか心配ではあります。
社交性あるタイプですが、ストレスや我慢がかかると吃音が出ることは分かっていたので、母としてここは楽しく乗り越えてもらいたい!と試行錯誤しておりました。

結果、初日2日を終えて、年少クラスのお姉ちゃんからは1日目から「お母さんお迎え早すぎるよぉ、もっと遊びたかった」と言ってくれて、滑り出しは絶好調です。

ということで、我が家流の新しい保育園への馴染ませ方。

①2ヶ月前から新しい保育園の存在を知らせる

認可の通過連絡がきたのは、2月頭。
「やった!4月から〇〇保育園だ」と母が喜んで報告し、保育園の存在を知らせます。大事なのはそれはHAPPYな話である雰囲気をオーバーなぐらいで伝えます。
一度だけではなく、何度も。新しい保育園の名前を刷り込みます。

②新しい保育園のわくわくを伝える

新しい保育園の存在が伝わったら、さらにわくわく情報をインプット。
「大きい園庭があるんだってぇ!」「お友達がたくさんできるねぇ!」
「リュック背負っていくなんてお姉さんみたい!」とかとか。
保育園を外から見に行ったり、近くを通る時にも「うわぁ~保育園だ♪」と楽しい場所であることをあらゆる方法で伝えます。
3月には、子どもも保育園の名前を完璧に覚えます。

③一緒に準備をする

手作りベッドシーツの色選びや持っていくリュックの準備。
上履きに名前を書くところもわざと見せたり、100均にグッズを一緒に買いに行ったり。
あるあるの方法ですが、「自分が通うんだ!」という認識をもってもらいます。

④カウントダウンで盛り上げる

2~3週間前ぐらいから「4月から新しい保育園だよ!」と時期を伝えます。
3歳にとって「4月」はまだ理解不能ですが、繰り返し言うと「今は3月、次は4月」ということは分かってきます。しだいに「4月になったら新しい保育園に行くんだよね~♪」と言い始めます。
10日前からは「あと〇回寝たら」を毎日言います。とにかくカウントダウンしまくる。

⑤イメージトレーニングをする

いよいよ数日前になったら、実際に保育園に入ったときのイメージトレーニングをします。
シンプルに名前を呼ばれた時の返事の練習をしたり、「リュック背負って~、坂道登って~、階段おりて~」と、道順を言ったり。
他にも、「一緒に遊ぼう!」「お名前なぁに?」とかお友達と絡むときの声かけ練習もしました。さらに、お友達が恥ずかしくてしゃべってくれないときには「先生、この子のお名前なぁに?」と、先生に聞くことも教えました。

さぁ、ここまでが前日。
もう新しい保育園に行きたくて行きたくて仕方ない状態でおやすみして、当日の朝も「今日から新しい保育園だよ!」の一言で飛び起きました。

登園もルンルンで駆け足です↓

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しかし、まだまだ母の慣らし保育チャレンジは続きます。

⑥お友達の名前を積極的に聞きに行く

3歳児クラスになると、進級している子たちはもう仲良しでグループができていたりします。名前を聞くイメトレをしていても実際には恥ずかしくて聞けないのが現実。なので、同じクラスの子は、私が最初に積極的に名前を聞きに行きます。
先生との会話で「隣の席のお友達が~」と言っていたら「その子のお名前は何ですか?」と聞いちゃう。慣らし保育でお迎えが同じ時間だったらチャンス!先方も同じく早く馴染んでほしいはずなので子供の名前を聞いちゃいます。

なぜ、名前を聞くかというと、家で保育園の会話をリアルにプレイバックさせるためです。娘も急にお友達の名前は覚えられないので、先に私が覚えて会話の中で何度も言ってあげます。

「今日、〇〇ちゃんとお隣だったんだね。〇〇ちゃんと絵本読んだんだって?楽しかった?」
「〇〇くんに会ったね。〇〇くんも保育園始まったばかりだから一緒に遊ぼうね」
とか。同じクラスのお友達でも、顔と名前が一致しているのとそうでないのでは、子どもにとっても安心感が全然違うはず。大人もそうよね。

⑦楽しい未来を想像させる

まだまだ母の仕掛けは続きます。しょせんまだ2日。
まだお友達に話しかけるのも恥ずかしいし、思い描いたイメトレ通りになるにはまだまだ時間がかかります。子供ながらに気を遣っているのがよーーくわかる。なので、⑤のイメトレを繰り返しながら最高な状態の楽しい未来をひたすら想像させます。

「『みんなー、あそぼーー!』って大きい声で言ったら、『はい!はい!
はい!はい!はい!はい!』ってみんな集まって来ちゃうかもねぇ♪」
「明日の給食は〇〇だって。ぜーーーんぶ食べたら先生たちびっくりしちゃうかも!!」
「今度はみんなでお昼寝だって♪20人で寝るんだよ!楽しそぉだねぇ~」
みたいな感じです。
(ちなみに、口調はテンション高め。さながらおかあさんといっしょのお姉さん気分で話しかけます!)

以上、書き出してみたら7つでした。
改めて思い返してみたら色々試行錯誤してますね。でも、結局は娘の社交性と真面目さにめちゃくちゃ助けられました。

世の中の慣らし保育中のパパママ、お疲れ様です!
仕事&慣らし保育がまだ続きますが、頑張りましょう。

続報

週末明けて、月曜日。
見事、お友達にも「いっしょに遊ぼう」と声をかけることができ、「いいよ!」の返事が返ってきたことで、15:30のお昼寝後にお迎えに行ったらテンションMAXで出てきました。
先生からも、「お昼寝もちゃんとできてましたよ。トントンする?って聞いたら『ひとりで寝られるよ~』って言ってましたw」とお言葉をいただきました。
クラスを出るときには、何人かのお友達が「翠ちゃんまたね~」とバイバイしてくれて、見事にクラスに溶け込み始めたようです。

帰り道も、「みどちゃん、お友達と遊んだのー!一緒にお昼寝したのー!」とルンルンで帰ってました。よかったねぇ。

わが娘は、元々社交的な性格ではあるけれど、ふだんから同い年ぐらいの子供はみんな「お友達」と教え込んでいたのが功を奏しました。公園に出かけたらすぐに誰かに近寄っていきますw

火曜日。今日から無事、通常保育時間になります。
日中、仕事に集中させてくれてありがとう。楽しく保育園に通ってくれてありがとう。
18時まで集中してお迎えに行ってきます。

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