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【教授のつぶやき】チョコレートと地球市民学科って、何か関係あるの???

チョコレートと地球市民学科って、何か関係があるのでしょうか?

実は地球市民学科では、チョコレートと関わる活動もしています。

2022年度の「陸前高田フィールドワーク」では、1年間かけて有限会社ネパリ・バザーロが作っているフェアトレード商品であるLISAチョコレートの支援に取り組みました。

『LISAチョコレート物語』

ネパリ・バザーロとは
ネパリ・バザーロは、ネパールの子どもたちの育成と女性の自立支援を目的として1991年に活動を開始しました。以来、顔の見える関係を大切に、強い信頼関係に基づくパートナーシップを築きながら、ネパールのハンディクラフトや食品の企画開発、被災地支援の商品の製造、沖縄でのカカオ栽培プロジェクトなど様々な取り組みを行っています。

 

LISAとは
LISA(Low Input Sustainable Agricultureの略、低投入持続型農業)とは、農薬や化学肥料、石油エネルギーの使用を抑え、自然生態系の力を活かし、収量を維持しながら高い品質を目指す持続可能な農業のことです。ネパリ・バザーロのLISAチョコレートは、3.11の大津波で壊滅的被害を受けた陸前高田で復興支援として開設した工房でインドのカカオや沖縄の黒糖などを材料に作られています。

2022年夏には、岩手県陸前高田市にある工房で、チョコレート作りの一部を体験させて頂きました。(下記動画0:53~1:26)

その様子や学生が作った動画は「LISAチョコレートができるまで」という記事でも紹介頂きました。

そして2023年秋には、安斎ゼミが、文京区の今井館で行われた国連ウィメン日本協会東京主催のチャリティコンサート「朗読と音楽で聴く絵本『ちいさな曲芸師 バーナビー』」にボランティアとして参加し、会場でLISAチョコレートを販売し、売上の一部を国連ウィメン日本協会東京に寄付しました。

国連ウィメン日本協会東京での販売

微力ながら、チョコレートを通じてネパリ・バザーロと国連ウィメン日本協会東京をつなぐ役割を果たすことができました。

その他、「専門事例:地球市民と企業」の中で、「チョコレートから学ぶビジネス」としてケース・スタディを学ぶ機会もあります。
(地球市民学科 教授 安斎徹)

p.s.教員自ら「チョコレート検定」を受験して、研鑽(?)に励んでいます。