詩『紫外線』


昨日よりも強くなった

私を差す
私を刺す
私を擦する君の声

昨日よりも強くなった

私を好く
私を透く
私を救う紫外線

私が浴びる紫外線はきっと
幻想のような美しい紫色をしていない

だけど、恋した分だけ確かに焼けていく肌を見て私はまた、恋に焦がれようとするのだ

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