脳を鍛えるには運動しかない
発達障害(自閉症スペクトラム)と診断された子どもを育てている母のつれづれ日記です。
最近読んだ本でおもしろい作品があったので紹介します。
「脳を鍛えるには運動しかない!(ジョンJ.レイティーwithエリック・ヘイガーマン 著、野中香方子 訳)」
この本は、脳と運動の関係について、すなわち体の活動が私たちの考え方や感じ方にとって、なぜ、そしていかに大切なのかを説明したものです。
なぜ運動するのか…。
それは「脳を育ててよい状態に保つため」と著者はいいます。
この本から学んだことは…。
(以下本文抜粋)
・脳を最高の状態に保つには、体を精一杯働かせなければならない。
・子どもの健康に気を配っていれば、子どもは良い成績が取れるようになる。
→運動によって貧困の連鎖を断ち切ることができる。
・運動は心の準備を整えるだけでなく、細胞レベルで学習に直接影響し、新しい情報を記録し分析する脳の機能を高める。
・運動は学習を助ける。
1)気分が良くなる、注意力が高まる、やる気が出てくる。
2)新しい情報を記憶する細胞レベルでの基盤としてニューロンどうしの結びつきを準備、促進する。
3)海馬の幹細胞から新しいニューロンが成長するのを促す。
・運動は「有酸素運動+技能習得」がオススメ。
楽しさと社交的要素が加わると、脳と筋肉の組織全体が活性化し、次の課題に取り組む準備が整う。
・ストレスが多ければ多いほど、脳をスムーズに活動させるために体を動かす必要がある。
・注意欠陥・多動性障害(ADHD)が集中力が求められる運動を継続すると、注意散漫から抜け出せる可能性がある。
豊富な事例が載っており、運動することで脳にどんな影響があるかを学ぶことができました。
今の時期は外出がなかなか難しいため、身近なところではウォーキングになりますが、できることをこれからもコツコツ実践していきたいと思います。
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