苦手だったセンターパートと曲がりくねった髪の先に。(髪の先にぃ〜)


センターパートという髪型をしてこなかった。
ただ髪を線対称のように分けて、額を見せるような髪型だ。


避けてきた要因は、肌荒れ、ニキビが見えるようになってしまうから。

とにかくこれがコンプレックスだった。性格上、いつも誰かに見られている気がするせいで、注目されるのが嫌だった。(実際は全然見られていないらしい)

前回のnoteに書いたように私は夜眠れないこともあり、生活リズムや健康的な生活とはかけ離れている。平行線で交わることがない。数学だったら証明のために使えそうな条件ですね(^^)


日常的なストレス、睡眠不足は憎いのにいつもそこにいる、ライバルというよりはマブダチだ。アニメだったら最終的に協力するパターンですね(^^)



気を取り直して、

私は根っからの癖毛で天然パーマで、直毛みたいにセットしなくても特に問題ない髪型にはなれなかった。私と似て髪の毛も個の自由を尊重しているようだ。

一度縮毛矯正をしたが、パッとしない結果になったから、この際だからやってやろうと思い、パーマをかけるようになった。

パーマをかけると、諦めがつく。だって真っ直ぐにならないから。アイロンを通してもすごい力で「くるん♪」と畝る。畝る音が聞こえてくる。

パーマをかけたらかけたでまたケアとセットに悩むのだが、パーマは髪を伸ばしてもわりと様になる。これが大きい。風に揺れている様子がまあ趣があるように思える。蒲公英の綿毛のように動いている。これはパーマをかけなかったら知ることもないような事実だろう。

、、、、、そんなことないですか?

まあ、どっちでもいいんです。

(5月頃の、蒲公英を自覚したときの写真。)

結局ここしばらくはパーマをほったらかした髪型が安定している。


それと同時に本当に初歩的な段階からだが、メイクをたまにするようになり、肌荒れの痕などは隠せるようになった。顔色がよく見えるぐらいにはなった。


そんなこんなで自分を変えていってるうちに、注目されてるあの感覚がなくなっていた。特に誰かの目に留まることがあろうがなかろうが、どっちでもよくなっていた。高望みすることもない。でも卑下する必要もない。たまにちょっと調子乗ってお洒落したくなるぐらいの自分が背伸びしてなくて肯定できるようになった。


初心者向けのセンターパートの動画を見ながらセットした。準備を終えて家を出ようと思った頃には毛先が畝っていた。

まぁこれはこれでいいか!
そう思いながら風が強い日を走り抜けた。

今日は雨が降らなかった。




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