こどもリハビリかめきち

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こどもリハビリかめきち

生きづらかった私が生きやすくなるまでの人生の教科書 Instagram:@child_pt

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"ダウン症児にBLWを勧める"という米国の情報を得て、BLWをとても勉強した私の知見を話す。結果はこうだった。

こどもリハビリかめきちです。 「日本一リアルタイムに相談できる小児PT」として InstagramやYouTubeを中心としたSNSで情報発信をしています。 東京都大田区、神奈川県川崎市、千葉県柏市の3箇所で直接サービス 「かめリハ」を行っていて、 全国どこでもオンライン相談でZOOMやLINE電話を使用したオンライン相談「かめサポ」を保護者の方に向けて行っています☺ 専門職の方にはこどもに関わる全ての方に受講していただける「かめスク」という教育事業も行っています! ぜひど

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    • 「人と違うかも?」と悩んでた私がフリーランスになって感じる3つのこと

      かめきちです。 あるときは小児PT あるときは代表取締役 あるときはアンバサダー あるときはインフルエンサー あるときはアートメイクモデル あるときは作業療法学科の先生。 いったいぜんたい何をやっとんの?という私ですが、 まとめると私は「支援者」「教育者」「発信者」なんだと思います。 私が保有している理学療法士という資格は 開業できないので、「理学療法士が自費でやってます」とは言ってないんですね。わたしは「こどもリハビリかめきち」という名前でフリーランスとして活動してい

      • 徳島県神山町がレベチだった話。

        Prologue 旅の最終地点「神山町」 長いときは一日12時間近くPCと向き合っている私の掌は、いつも凝っている。 掌を上に向け、指先を反対の手でぐーっとストレッチをすると気持ちが良い。 そんなことをしていると、普段身体機能のことにむとんちゃくな夫が、 「指っていつも曲がる方向に力がはたらくから、反対方向にストレッチすると脳が"いつもと違う"って刺激をうけてめちゃくちゃ活性化するらしいよ」 と言った。確かに掌を反対方向に、指を伸展させるストレッチをすると頭がスッキリす

        • 「統一感」が無いようで在る女の話

          情報発信をしている中で、いかに「人目につきやすくなるか」を大事にしている。 かめきちの売りは、内容が専門的だけど保護者にわかる内容であること、 問題点と解決策をセットで提示すること、顔出しをしていること、 ハキハキ喋ること、そしてちょっとポップで親しみのあるデザインを心がけている。 そう。デザイン。 私は今までデザインから無意識的に避けて生きてきた。 昔から、ファッションセンスがないとか パワポのスライドの配色が見にくいとか 色使いが下手とか、所謂デザインということに

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        "ダウン症児にBLWを勧める"という米国の情報を得て、BLWをとても勉強した私の知見を話す。結果はこうだった。

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          「あんたは橋の下で拾ってきたのよ」があながち間違いじゃなかった件

          こどもの頃の爛々とした記憶が忘れられなくて、8月に「かめきちのなつやすみ」を取り始めて3年が経った。 なつやすみといえば、必ずついてくるのが、、そう、 「宿題」だ。 独立してはじめてなつやすみを取ったときに、人生で一番の課題をこなした。 それは "自己分析と言う名の人生のパンドラの箱を開けること" であった。 私は生まれ育った家庭に対して強いトラウマがある。 乗り越えたくても十数年乗り越えられなかったトラウマだ。 それを、一つ一つ紐解いていける時間が、唯一「かめきち

          「あんたは橋の下で拾ってきたのよ」があながち間違いじゃなかった件

          初対面の車椅子ユーザーとディスニーに行ったら人生で一番面白かった話。

          10代から20代にかけて、頸髄損傷で車椅子ユーザーの彼氏がいた。 彼は自身の手を上にあげられるが、肘は曲げられるが、手首や指先は動かない。 彼が薬物をやる度に、抵抗できない彼の「手」から薬物を泣きながら奪い取り捨てていた。 "どうしてこんな事するの?!"と泣き叫ぶ私に彼はポツリと 『愛理に俺の気持ちはわからない』と言った。 私は本当に彼の気持ちなんてわかっていなかった。解っていなかったんだ。 * 人生とは不思議なものだ。 2週間前まで顔も名前も知らなかった人と仲睦

          初対面の車椅子ユーザーとディスニーに行ったら人生で一番面白かった話。

          「恐怖」が原動力な女の話。

          「かめきちさんは真の陽キャですね」と先日言われた。 そう。私は明るい。 人付き合いもうまいしいわゆる「敵をつくらない」タイプだし、 「かめきちさんと話すと元気がでます」と言ってくれるくらいの 明朗活発な性格である。そしていつも努力ができ、前を向いてことを進めていくのが私のいいところだ(高すぎる自己肯定)。 ただ、これと同時に「どうしてそんなに努力ができるんですか?」というような質問もありがたいことにたくさんいただく。 はてさて、私はどうして努力ができるのであろうか。

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          20代のうちにガチでやってよかったこと

          こんにちは☀こどもリハビリかめきちです。 そういえば私、今更ですが2月で30才児になりました。🥺ピエン ちょっとだけ波乱万丈な30年間を生きてきて、ちょっとだけ順風満帆な今を生きているので、私が20代のうちにやってよかったことベスト10を発表します。 どうでもいいですが、最近買ったMacのキーボードが良すぎて作業効率ぶち上がりです🆙 第10位 運動習慣をつけた みなさんご存知の通り、私は酒が好きです。愛してやまないお酒ですが、 毎日飲むのでシンプルに太ります。酒を制限

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          明日がんばったら、やすみだよ。

          こどもリハビリかめきちです。 誰にもバレたくない本音の話をします。 私、昔本当は仕事が嫌いだった。 理学療法士って職場が好きで、夕方症例検討して、休日勉強会行って、 キラキラ前向きに生きている人が多いイメージで なんとなく自分もそうでなければいけないんだと思っていて常日頃から「仕事が好きな自分が好き!」ってアピールを最大限にしてた。 でも蓋開けてみたら日中の仕事はクソほどキツイし、なんか研究とかしなきゃいけないし、薄給だし、多職種連携〜!万歳〜!という名の他人への気遣

          明日がんばったら、やすみだよ。

          「頭が良くなりたい」という悲痛な私の叫び

          こどもリハビリかめきちには時間がない。 時間はないのではなく作るものなのだ。 そう、そのことを百も承知だが私にはいかんせん時間がない。 兼業主婦をしながらSNSしてオンラインと臨床やってシュクレを削って授業して毎月事業セミナー2回組み立てて(毎度別ジャンル)月2〜3出張で支援学校の特別講師やってサロンコンサルして受講生にFBして会社を立ち上げて毎日保護者から大量にくるDMとLINE返しながら毎晩飲み歩いて◆※△〆〓√☆Å......な私には、いかんせん時間がない。 先日

          「頭が良くなりたい」という悲痛な私の叫び

          スピ系大っきらいな私が思いっきりスピっぽい話しします。

          はっきりしない物事が嫌いだ。 目に見える結果しか信じないゴリゴリの結果主義だし、基本曖昧な表現はしない。 思考を言葉にして言葉を行動に起こすので、非現実的なドリーミーな話もしない現実的主義な方だと思う。 そんな私は、超現実主義であり思考を「もの」に変えるものづくりのおじさんと仕事をしている。株式会社アシスト代表取締役でありNPO法人ポップンクラブの代表、「シュクレ」という座位保持椅子を開発した村上潤さんだ。 村上さんは肢体不自由と言われるお子さんの椅子を30年作り続け

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          こどもたちの目に入る光はきっと、眩しすぎている。

          『自閉症の僕が跳びはねる理由』の著者、東田直樹さんの紡ぐ言葉が大好きだ。 なるほど。 その人の行動にはその人の理由がすべてあるんだ。 私達の行動にもすべての理由がある。 目の前のこどもが行うことにもすべて、理由がある。 反り返りが強いこどもを見て、昔は 「後弓反射が生じている」「背部の筋緊張が高い」「痙性が強い」と こどもの疾患特性のものだと解釈をしていた。 しかし今、たくさんのこどもを抱っこして、たくさんのこどもに教えてもらって気がついた。こどもの反り返りや体のつっ

          こどもたちの目に入る光はきっと、眩しすぎている。

          あなたが見ている子育て系投稿は「トンデモ情報」かもしれない。情報で傷つかないための3つの方法

          こどもリハビリかめきちです。 様々な情報発信をしている中で、よりリハビリがしやすくなったり、より食事の介助がしやすくなったりなどの「育児や発達支援の精度が上がる」ためのグッズを紹介します。 そこには、保護者がこどもとの関わりで「よりやりやすく」なることによって浮いた時間を心豊かに過ごしてほしい。という気持ちがあるのです。 少し話はそれますが、私が「日本一リアルタイムに相談できる小児PT」でありたいという気持ちの根底には「この情報はうちの子に合っているか?合っていないか?」

          あなたが見ている子育て系投稿は「トンデモ情報」かもしれない。情報で傷つかないための3つの方法

          私達の支援がこどもを「生き辛く」しているかもしれないことについて。

          「こどもが泣いて嫌がっても、この練習は続けたほうがいいのでしょうか?」 という質問をよくもらう。 遅れをとっているこどもに成長してもらいたいという思いと、 我が子が目の前で泣いているのにも関わらず負荷を与えて良いのかという 母の葛藤の元、このような疑問が生まれてくるのだろう。 先日、興味深い本をおすすめしていただいた。 「人間脳を育てる 動きの発達&原始反射の成長」という、 発達支援コーチが書かれている割とサラッとした本だ。 発達神経症(発達障害)などを抱えつつ日常生活を

          私達の支援がこどもを「生き辛く」しているかもしれないことについて。

          私が「愛理」であること。

          3歳のときに「お前なんていらない」と、捨てられた父には30歳を手前にした今でも誑(たぶら)かされていると思っている。 ーーーーーーーーーーー 日本一リアルタイムに相談できる小児PT「こどもリハビリかめきち」 のわたしの本名は「愛理」という。 離婚間近の保護者の気まぐれでできた偶然の産物である私は、 はじめての女の子だったからか顔の造形はさておき大層愛された。 気まぐれで出来た子を気まぐれに愛してくれた父は私に 「愛の」「理由が」わかる子になるようにと、 みんなから「愛さ

          私が「愛理」であること。

          こどもを評価するときの本当に大事なこと。世界は本当にかわいそう?

          こどもリハビリかめきち🐢です〜〜んン絶賛低気圧!!! 低気圧な中、先日教育事業の受講生に高気圧・高カロリーな話をしました。 その前に教育事業とやらの紹介。 まず、個人事業主である私は3つのサービスを運営しています。 ①全国どこでもオンライン相談「かめサポ」 ②運動発達・摂食嚥下の直接相談「かめリハ」 ③こどもに関わるすべての職種の方へのオンラインセミナー「かめスク」 かめサポとかめリハに関してはこどもと保護者への直接サービスなのだが、 一風変わっているのは教育

          こどもを評価するときの本当に大事なこと。世界は本当にかわいそう?