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おじさんがいじめにあった。 しかも2回も。 似たような境遇の人悩まないで!大丈夫だから!

おじさんになったいじめられた。

小学6年生の時以来だ。
いじめられていることに気づくのに1年かかった。

たった一年の間に、まったく違う職場コミュニティで2種類のいじめにあった。
1箇所目では、いじめにあっていることに気づかずに、2箇所目の最近「ああこれはいじめだったんだ」と気づいた。
1年が過ぎた。


ある心理学者によると、いじめは絶対に無くならない。

いじめとは、コミュニティがフリーライダーを排除するため機能からきているらしい。
貢献せずに利益だけ得ようとするフリーライダー。
このフリーライダーを排除するために、異端児をいじめる。

女性社会だったら、村八分。
男性社会だったらパワハラ。

私は、幸運にも(?)たった1年で、女性タイプ、男性タイプの2つのいじめをうけることができた。

おじさんがうけたいじめ一つ目は、20代のきつめわがまま系のスタバ大好き女性に受けた、「なんか〇〇さんのタイプ嫌いなんです」といういじめ。

なんかムカつくよね。という噂を、周囲の女性に広げ、私へのコミュニケーションを絶っていく。
最初は気づかなかったが、徐々に自分の居場所がないことを実感していく。
いままで仲良く話していた人との違和感が広がっていく。
なんとなくコミュニケーションがとれなくなっていく。
仕事の指示も無視される。
バランス感覚のいい40代女性パートさんに相談してみても「私はお力になれないです」とサラッと流されるようになる。
スタバ女子は、仕事もそこそこに、階段脇で長時間気の合うブラック女子との交流を深め、コミュニティ強化を図っていた。

この女性社会内での村八分タイプいじめを半年受けた。
半年でスタバ女子の父親の権力により、私が左遷になりとりあえず終了した。

いじめは半年と短かったこともあり、自分が何か悪かったのかなと自問自答していた。
最初女性社会でうまくやっていけていないのかなと思っていた。
今思い返せば、れっきとしたいじめだった。

いじめリーダーが、こいつならいじめていいというやつを設定し、周囲をまきこみいじめていく。
小学6年生の時と全く同じ構造だった。


二つ目は、左遷先での男性パワハラいじめ。
年上のおじさんから、ビーバップハイスクールのような「おまえむかつくんだ」というパワハラ。
こざかしい、声が大きいのが気に入らない、昼休みすぐいなくなるのが気に入らない、本を読んでいるのが気に入らない、といったクレーム。

 暴力的で独りよがりないじめにあった。周囲も、止めるのがめんどくさいから仲裁などしない。群れたがる弱虫は、いっしょになって関わらないという方法でいじめてきた。


40分間大勢の面前で、根拠のない叱責を繰り返される。
パワハラを超えて犯罪だ。
「おまえ昼休み真っ先に逃げやがって!」といった、道理が通っているのかいないのかわからないことを大声でどなってくる。
みかねて仲裁に入った上席も、制裁するのがめんどくさいから、パワハラビーバップおじさんを責めない。
私と喧嘩両成敗といった解決をしてこようとする。
私が何かしたか??両成敗って何?
ビーバップおじさんをなだめるより、私に泣き寝入りさせた方が数倍楽だからそうしようとするのだろう。
そうやって、今まで何度もトラブルを起こしてきたビーバップおじさんはモンスター化してきた。
後で聞くと、今まで30年間で、大小100回以上のこういったパワハラが繰り返されてきたという。
そいつの親は、半グレで、頭のないそいつを職場にねじ込んだらしい。
もともと、入社の能力のない奴が入社し、脳が足らないまま吠えている。
最近他では、「何お前ガンつけとるんや!」と凄んだらしい。
ガンつける
ということばを久しぶりに聞いた。
ビーバップおじさんは、その世界で生きている。

周囲は、ビーバップおじさんが怖いから、必然的に私を攻める。
私の味方となることは、都合が悪いのだ。

どちらのいじめでも、私を責めるための理由をもっている。
例えば、「私が、昼休みにはやめに席をはずしている」といったような。
みんなが私のことを、フリーライダーとみなせそうな。
こいつならいじめてもいいとみんながみとめられそうな理由をたてにしている。

ビーバップおじさんは、(禁じられているが)勝手に喫煙ブラックコミュニティを広げている。

スタバ女子もビーバップおじさんも、ブラックだからこそルールを破ってコミュニティを醸成する時間をつくれる。
コロナで、なかなかコミュニケーションを取りにくい中、仕事中に勝手にコミュニケーションをとりながら、ブラックコミュニティをつくっていく。それをもとにいじめに展開する。

そんな餌食になってしまった。
たった1年で2箇所でいじめに遭う。

なやんでいじめの本を3冊買うまでは、いじめであることにも気づかなかった。
今思えば、私のようなおじさんが被害者で良かったとおもう。

年端のいかない部下や同僚が犠牲になっていたらもっと悩んでいたと思うので、どちらも被害者が私でよかったと思う。


その後日談がある。

さらに職場コミュニティが変わったのだ。

すると、今度はいわゆる普通のところ。

あまり気兼ねすることもなく自由な立ち振る舞いで業務に取り組める。

すーっと今までのことを忘れつつある。

渦中にいるときは自分の責任を感じてしまっていたが、自分が全く変わっていなくても、環境や、場所や、時が解決してくれたと実感する。

もし、今いじめられていると感じている人がいたら、大丈夫です。

自分なりに周囲に貢献できる方法を探しながら、フリーライダーでないことを示してみてください。

いじめの構造を理解しながら、上手に流していってください!

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