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おこめづくりの1年日記 2022年

自分たちの食べるもんは、自分たちで作るぜ!
人生初のお米づくりを始めた2人に待ち受ける試練とは!!
果たして、秋に無事お米を手にすることができるのか!?


4月 荒かき2回  &  代かき1回

トラクターで荒掻き

米づくりは、稲を植える前から下準備が必要!
何回もトラクターで土をかき混ぜ、田んぼを平らにする。

荒かき&代かきをすることは、
土を細かくして水持ちを良くする、前年に分解できなかった稲藁を埋め込む、土に新鮮な空気を送り込む、土の中のガスを抜く、雑草の発芽を抑える、土を柔らかくして根が強くはるようにする、などなど、たくさんの効果があるようだ!

5月 田植え

1/10だけの手植えなのに全然終わらない!昔の人たちマジでスゴい…!
長靴が抜けないから!一歩一歩が大変!

2反(100m×20m)の田んぼはさすがに大きすぎるので、1.5反は機械植え。

でも今年はやってみたくて、1/10の0.2反だけ手植えしてみた…!2人で6時間くらいかかった…!
うん。たぶん。来年はもうやらない。

EMという有用微生物群を田んぼに撒き、土を活性化。

5~6月 手押しローラーで草取り

この後、太ももが1週間くらい筋肉痛に…

手押しの農機具で、草を土の中にめりこませていきます。
これで、稲の高さよりも、雑草の成長を抑えられれば良いらしい!
今年は、月に1度の岐阜帰りの時しか草取りできなかった…その結果は?

6月末 稲が伸びてきた!

手植えの1週間前に、機械で田植えした稲たち
手植えの稲たちも、がんばっている。
奥から『機械植え』『手植え』、手前のピンクの棒の中は『イセヒカリ』という品種を実験で撒いている
『イセヒカリ』は、陸稲なので、畑でも育ててみた。


長雨による、いもち病の危機も、なんとか免れる!


7月末 稲ぐんぐん成長する!

ほんとに穂が出てきた!感動!

7月に田んぼに来てみると、とってもきれいな穂が出ていた!
このまま順調にいけば、秋には新米がたべれる!
はじめての米づくり、ほんとに穂が実るのか!?って思っていたから、
ここまで育って、なんだかひと安心…!

太陽の光に輝いている、一本一本が愛おしい。
そよそよ波打つ田んぼもとても美しい。

端のほうだけ、お父さんがマメに雑草抜きしてみてくれていた。
結果。。やっぱり違う。穂の数が違う。。
ありがとうございました。来年は、マメに草抜き頑張ります。


9月 稲刈り

コンバインであっという間に刈り取られていく

コンバインで稲刈りをしてもらう。
これで、刈り取りをしたあとに、乾燥、脱穀、選別まで、やってもらって、玄米の状態になる。
あとは、コイン精米機で、玄米、三分づき、五分づき、七分づき、白米、お好みの精米をすれば、いつも食べているお米の姿に!!

これでお米できあがり!!

結果発表&いただきます!!

自分たちでつくったお米!つやつや輝いている!

ふっくら炊き上げて、いっただきまーす!!
美味しい鍾乳洞の湧き水で育てた、無農薬&自然栽培のお米、新米!
多少の親バカもあるかも知れないけど、やっぱ美味しいと思うんですよ!

ちなみに今回、家庭用精米器買っちゃいました。
個人的なおすすめは、七分づきかな!
これで、無農薬の糠もとれるから、愛情こめて育てた米を、余すとこなく活用できる♪


結果発表

  • 田んぼ1.7反(機械植え&手植え)で249.4kgの玄米を収穫!!

  • 種から田んぼに撒いたイセヒカリ、陸稲イセヒカリは実らず…(あれ?生えてきてた雑草だったのかな?)


10月 来年のための準備…田起こし&稲わら発酵

来年もまた、田んぼに頑張ってもらうために、田起こしと、稲わら発酵。
田起こしで、稲の根を埋め込んで分解させ、雑草の種を表面に出して凍らせる。
わらは山にして、EM+米のとぎ汁をかけて、ブルーシートをかけて、発酵させる。
岐阜はこれから寒くなるけど、来春までに、しっかり発酵していますように……

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