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代表レポート「腐るお金」がよく読まれました。【コミュニティレポート2022年8月分】

こちらは2022年8月分の地球のしごと大學コミュニティレポートです。

コミュニティの状況を知る上で参考にしていただければと思います。

高橋博之さん、藤山浩さんの講座が開催されました

8月の教養学部は2つのオンライン講座が開催されました。

8月10日(水)に株式会社雨風太陽の高橋博之さんによる「関係人口を哲学する」。

そして、8月24日(水)に「地元から世界を創り直す時代~持続可能な地域社会の創り方(応用編)」ということで、持続可能な地域社会経済総合研究所の藤山浩さんに講座を行っていただきました。



受講生の感想をほんの一部ですが抜粋でご紹介させていただきます。

【高橋博之さんの講座への一部感想】

『90分資料なしで熱く語る高橋さんの熱量に圧倒されました』

『今の私に一番印象的だった言葉は「生きるリアリティーの喪失」でした』

『社会的動物である私たちは、やはり関わりの中で生きていかなければならないと直感的に感じた』

『どのような仕事でも他者の仕事の過酷さや努力を見たり、知ることでその価値を理解でき、認め合えるのでは』

前回に引き続き受講生のお一人であるまついさんがブログを書いてくださっています。

【藤山浩さんの講座への一部感想】

『将来の希望的なプランを語る人は多いですが、それらの話を聞いても、あまり未来が見えないことが多いので、藤山先生の講義を受けていて、現在(現状)から未来が見えた(描けた)感じでとてもワクワクした』

『生態系ができるまで20年。地域づくりも同様に時間がかかるというお話。とても納得感がありました。』

『「診断から創りなおす地域」という言葉から始まり、淀みない語り口がとても心地よく、最後まで楽しく受講できた』

『様々な事例がありましたが、分析から定住目標が明確に設定され、そこに説得力があり目的がはっきりしているので、皆が同じ方向を向いて力強く進んでいけるのだろうと感じました』



実際にはこの10倍以上の文字数の感想レポートを投稿してくださっている方が多くいらっしゃいまして、その中から私たち運営側も新たな気づきや発見を多く得ることができています。

皆さん毎度パワフルなレポートをありがとうございます!

9月はフィールドワークも入ってくるため、学びや受講生間の関係性が更に充実していく気がしており今後が楽しみです。

代表レポート「腐るお金」がよく読まれました

コミュニティ内全体にシェアされる「レポート」の投稿も増えてきました。

※レポート=比較的長めのブログのような記事

地球のしごと大學の創設者で代表の高浜大介、現在副代表の私に関しては毎月1本コミュニティ内限定のレポートを投稿しています。

私たちの他にも、活動状況などを「タイムライン(SNSのようなところ)」や「レポート」を使って投稿してくれるメンバーが日に日に増えてきていてワクワクさせてもらっています。

8月は代表の高浜からこんなタイトル、内容のレポート投稿がありました。

「腐るお金」

レポートの冒頭一部を引用でご紹介します。

ミヒャエル・エンデをご存知でしょうか。

モモ、ネバーエンディングストーリーなどで有名なファンタジー作家ですが、グローバル資本主義システムの一番の問題点を指摘していると思っています。

ポイントをお話します。

自然界の物資は時間の経過とともに価値を目減りさせていくものがほとんど。

例えば野菜や穀物、肉、魚などの食物、衣類、住居などもそうです。人間ですら年を取れば体力も見た目も一般的には劣化します(美しい年の取り方もありますね)。

しかし、物の交換手段として存在しているお金は、いくら長く保有していても経年劣化という意味では価値が目減りしないのです。

このレポートに対して寄せられた感想には下のようなものが。

「数十年前に読んだとき、度肝を抜かれました。モモもそうです。世間で常識とされていることに疑問を持ち始めたキッカケの一つです。本質ついてます!」

多くのメンバーの興味関心を惹く内容だったようでビュー数も多かったです。

私自身の好奇心もつく内容でして「お金の特徴」について自分自身の整理を共有させていただくところから感想の投稿をさせてもらいました。

また、オープンなSNSでは知ることのできない考えや活動がこうやってシェアされていく場所に大きな価値を感じています。

ツキイチ「GOOD NEWS」を開催しました

本コミュニティでは、毎月月末に行われるコミュニティメンバー限定のイベント企画がありまして、それを【ツキイチ】と呼んでいます。

月に1回行われるため「ツキイチ」です。

8月は第二回目で「GOOD NEWS」という企画を行いました。

北東西南(North,East,West,South=NEWS)から集まる、様々な「良い知らせ(GOOD NEWS)」を持ち寄って会話を楽しむ雑談イベントです。

当日は、企画をした時には想像もしなかったいいお話をたくさん聞くことができ本当に楽しい夜になりました。

私自身の話をすれば、実はこの日はGOODNEWSというよりも「BADNEWS」しかなかったのですが、、、皆さんから教えていただく話が私にとってのGOODNEWSになりました。

これは狙い通りでは全くなく、しかしいやはやなんともお後がよろしい・・・

ご参加いただいたメンバーの皆さんありがとうございました!

9月のツキイチは「実は私○○」という企画を予定していますので奮ってご参加ください。

コミュニティの参加はこちらから

本コミュニティへの参加者を募集しています。

地球のしごと教養学部22-23受講生として、地球のしごと大學の修了生としての二通りでの参加の仕方がありますのでご参加いただく場合は「事前登録」よりお願いいたします。

・将来、農山漁村に何かしらの形で関わっていきたい
・今農山漁村で活動しているが学び続ける場所と仲間が欲しい
・地球の未来をつくる農山漁村のしごとのことをもっと知りたい
・持続可能な農山漁村のあり方を考えてできることをやっていきたい

このような方々にオススメのコミュニティとなっています。

最後に

本レポートを投稿するちょっと前に、とてもハッとさせられるニュースを見聞しました。

SNSでも多くの方がシェアしていましたが、これは本当に凄いインパクトです。

評価額30億ドル(約4,300億円)を、創業者一族の資産にするのではなく、地球に寄付(地球を救うために積極的に活動している人たちに対して最大限の資金を提供していく)してしまったという話。

これまでの会社経営とは世界線の違う「地球環境重視経営?」とでもいうのでしょうか。

地球が私たちの唯一の株主

短いけれどもグッとくる強烈なコピーです。

これからはこういう経営者が増えていくことが期待されます。

現代は1週間、1ヶ月後に世界がどうなっているかなんて本当に予測ができません。

そんな予測不可能性の高い時代を生き抜くためにはやはり学び続けていくしかない、そんなことをあらためて思わせる内容でもありました。

それではまた来月のコミュニティレポートでお会いしましょう!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

(文責:田中新吾

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